吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

三沢光晴さん5

2009年07月13日 06時30分07秒 | インポート

 結局、一番疑わしい死因は頸髄損傷、なかでも頸髄離断である(後日、そのようなマスコミ発表がありましたが)。確かに頚の神経が完全に途切れると、上位脳からの命令が頚から下にいかなくなるので頚から下の動きも感覚も麻痺するが、心臓がとまるのは自律神経の伝播も遮断されるからでしょう。あのスーパーマンを演じたクリストファー・リーヴが即死とならなかったのは脊髄損傷でも完全離断ではなかったからだと思われる。今回の三沢さんは運が悪かったのかもしれない。