今年4月から診療報酬点数がまた改訂になる。いつも改訂される毎に減額されていくので大変だ。先進諸外国に比べると日本の総医療費はかなり少ないのにもかかわらず、民主党になっても抑制するという政策ではかなわない。病院では医師が足りない、診療科が閉鎖される・・・などとメディアで言われれば、そちらに手厚く点数つけましょうと少し上乗せする。しかしその財源は他の医療点数を削ってもってくるだけ。削られたほうはたまったもんじゃない。兄の小遣い削って、弟の小遣い増やしているようなもの。予算総額を増やさずに、あるものを右から左へ動かすだけだから今度は兄が疲弊することになる。今に日本の医療は絶対に崩壊する。・・・ってもう、十分崩壊しているかぁ(泣)。