大学の救命センター時代は標記の委員をやっていた。救命センターは呼吸器科とならび感染性疾患をもった患者さんがよく搬入される。特に救命センターでは患者さんの全身状態が悪く、救命処置が優先されるためスタッフの感染防御がおろそかになってしまうことがよくあった。特に結核は空気感染である。患者さんが結核の場合、呼吸維持のため気管に管をいれる処置ではかなり施行者への感染のリスクは高くなる。委員である私の仕事は、結核の診断、届出、スタッフへの感染の有無のチェック、定期的ツベルクリン反応の実施などを行なっていた。