話の冗長な患者さんは多い。しかしそれにしっかり耳を傾けるのが開業医の仕事である。分かっているけど、どこかで終止符をこちらからうってあげないと延々と話が終わらない人が多い。しかもその話の内容が同じ話の繰り返しなのである。話題数を勘定するとだいたい3つか4つくらいであろう。それを循環して話されるのである。まあ「ウン、ウン」と聞いてあげることもあるが、うしろに患者さんがお待ちの場合は早々に切り上げなくてはならない。しかしながら切り上げるタイミングも難しい。進んでいる話のどの部分でカットインしたらいいのか分からないことも多い。つまり漫才で言うところの「上手なツッコミ」をしないと患者さんは気分を害されるであろう。そういえばこの前、やはり不定愁訴循環型の患者さんがこられた・・・。