吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

相槌 その3

2011年06月22日 06時10分53秒 | インポート

 大体、同じ訴えを3つ4つ喋るサイクルが3周目くらいになると、どうも話が自然収束に向かうようなのである。私はその訴えの一つ程度にしか相談に乗っていないにもかかわらず、患者さんのほうから話をやめるようである。時にはまったく私からの提案や療養指示の話を聞かなくとも、サイクル3周目くらいになるとご満足されるのか「さてと・・、それじゃあいつもの薬だけど〇〇はまだ残っているので2週間分でいいわ。それから××はいつも足りなくなるの、多く飲んでいるわけではないけど、なぜかいつも足りないのよねー」と薬の指示をこちらにしてから、「じゃあお世話になりました」とお帰りになる。患者さんから身体の不調をいろいろ投げかけられたが、それについて何らコメントをしていない私のほうが居心地が悪い。「話が自然収束」といってもここまでの道のりが長く辛い・・・(笑)。