5月の連休中にスーパー銭湯にいった。湯上りに生ビールを頼んだが、メニューに「ザルそば(冷・温)」とあった。ザルそばは「冷」に決まっている。しかし「温」とはどのようなものかと想像した。定員に「温かいザルそばもできるの?」と聞いたら、「あ~はい、できますよ」と。こちらの勝手な解釈では、カモ汁せいろ(鴨つけせいろ)のように、きっと冷たい蕎麦を温かいつけだれにつけるのか、あるいは釜揚げウドンのようにウドンではなく蕎麦がお湯の中にはいってくるのかと想像した。ところが「ザルそば(温)」とやらが運ばれてきてびっくりした。大きな丼には温かい麺ツユの中に蕎麦が入っていたのである。一瞬「ウン?」と思った。これはいわゆる「かけそば」である。どこが「ザルそば(温)」なのであろうか? ひねりも落ちもない。だったら「このメニューはかけそばになりますが」と説明してくれてもよさそうにと思った。こちらの早合点もあるのだが、とんだサプライズだった。まあ嬉しくもないが。<o:p></o:p>