先代の院長である父の命日は昨日5月25日である。あの日も朝から日が照るつける暑い日であった。自分が実家にもどって家業を継いで、そしてなんとかここまで来れたのも父のおかげであろう。とはいえ昨今の開業医事情は安泰というわけではない。うちの診療所のように立地条件のあまりよくないところではなにかプラスアルファがないと今後も厳しいであろう。自分がここで診療をはじめてから7年目になるが、ここ数年1日の患者数が増加しているわけではない。収入も横ばいでまだまだ苦しい毎日である。父の命日を期に気を引き締めて頑張るしかない。