歌手のASKA氏が覚せい剤にて逮捕され7月3日夕方一時保釈になった。それを受けて警察署の前には、いつものごとく多くの報道陣、TVカメラが待ち構えていた。まるでお約束のようにここで容疑者芸能人は一礼したり、また一言コメントを述べたりして用意された車に乗り込むというのがいつものパターンである。そして今回も同じであった。今後の裁判の心象もあるのか格好は地味目の服装であり、コメントはなかったが一礼して車の中に消えた。別に目新しいものはなかったのであるが、出迎えていたのは報道陣だけではなかった。女性ファン、しかも分別をわきまえたと思われる年代のファンであった。別に通常の「出待ち」をすることはそのファンの価値観であるのでとやかく言うつもりはない。コンサートや演劇などが終わった後で会場の通用門あたりで本人を出待ちしているような感覚なのであろうか? しかしこれは通常公演のあとの出待ちとは異なるのである。一時保釈の出待ちなのである。<o:p></o:p>