吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

兵庫県議 号泣記者会見 その1

2014年07月03日 06時38分55秒 | インポート

   昨日、政務活動費からの不透明な支出が指摘された兵庫県のN県議が、号泣、絶叫会見を行った。まるで幼児が親のいうことを聞かずどこかの店先でダダをこねているような印象であった。だれがみても記者会見でとるような態度ではないと思われるし、またこのような状態を見せつけられるとこの県議の精神構造までも疑ってしまう。さてそれについて、某心療内科の医師がどのような心理状況なのかを検証したコメントをみたのでそれについての感想をかく。「非常に強いストレス下にあって、感情のコントロールができなくなっている状態です」と語っている。まるで隣国の市民がTVカメラの前で絶叫しながら自身の感情を爆発させている様を思い出した。この状態をみればそんなコメントは別に専門家でなくとも誰でもそう感ずる。特に専門医があらためてコメントするまでもない。また「最初から強い緊張状態にあったことがうかがえる」といっているが、それも通常誰でもそう感じる印象であろう。専門医であれば、誰がきいても「あっ、そうか、そういう精神構造だったんだ」と感心するような気の利いたコメントを期待しているのに。<o:p></o:p>