吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

飲酒運転の事故 その2

2014年07月26日 05時47分52秒 | インポート

   それに引き続き北海道の海水浴場では12時間飲酒したあとに乗用車を運転、歩行者3人を即死させた事件があった。「ちょっとタバコを買いに」ということらしいが、事故後のコメントで「事故を起こさなければ(飲酒して)運転してもいいと思っていた」と供述していたそうである。川口市職員の時もそうであるが、事故後の発言内容としては、これもかなり幼稚である。「酒が強ければ飲酒運転してもいい」とか「事故さえ起こさなければ飲酒運転はしてもよい」などという法規があると本当におもっていたのだろうか? 言い訳にしても程度が低い。自動車教習所の講義の中でも散々教えられるはずである。運転免許の学科試験にも飲酒運転関連の設問は必ず出題される。知らない訳はない。運転免許を持たない人ですら飲酒運転が禁止されていることは「常識」である。それを事故さえおこさなければ飲酒運転してもよいと思っていたとは、嘘だとしてもかなりレベルが低い発言である。あの福岡の公務員による飲酒運転事故以来、飲酒運転は厳罰化されてきている。その流れも散々ニュースで報道されてきていることも「常識」である。本当は知っているのであろうがそれを「知らなかった」と言い逃れ的に発言することの幼児性がなんとも情けないのである。<o:p></o:p>