認知症の父親を想う娘さんの気持ちは痛いほど分かる。本人の「不搬送同意書があるので搬送しませんでした」ということには到底納得できないのであろう。
しかしこれは今回、この患者さんの一連の流れにおける「出口」の部分のエピソードである。
ここに至るにはいくつものエピソードがあったはずである。「入口」部分ではこの認知症の患者さんはまず自宅で家族が介護することはできなかったのか? いろいろな家庭事情もあったのかもしれない。 きっとこの娘さんは「断腸の思い?」でデイサービスに通所(あるいは毎日通所という形にしてほぼ1か月在所させることもある)させていたのだろう。
そしてこのデイサービス施設から行方不明になったとのことで、施設での管理上の問題は娘さんは疑問に思わなかったのであろうか?
「家庭の事情」や「施設での管理上の問題」などが流れの中にあったはずである。そしてそのあとで、今回の救急隊の不搬送のところに至っているのである。問題点はいくつかあるのであるが何故この「出口」の部分にのみ娘さんがこだわったのか知る由もない。
救急隊不搬送だけがやり玉に挙がっているようだが、実際の問題はもっと複雑であろう。救急隊不搬送ということだけがスケープゴートにならなければよいが・・・。
しかしこれは今回、この患者さんの一連の流れにおける「出口」の部分のエピソードである。
ここに至るにはいくつものエピソードがあったはずである。「入口」部分ではこの認知症の患者さんはまず自宅で家族が介護することはできなかったのか? いろいろな家庭事情もあったのかもしれない。 きっとこの娘さんは「断腸の思い?」でデイサービスに通所(あるいは毎日通所という形にしてほぼ1か月在所させることもある)させていたのだろう。
そしてこのデイサービス施設から行方不明になったとのことで、施設での管理上の問題は娘さんは疑問に思わなかったのであろうか?
「家庭の事情」や「施設での管理上の問題」などが流れの中にあったはずである。そしてそのあとで、今回の救急隊の不搬送のところに至っているのである。問題点はいくつかあるのであるが何故この「出口」の部分にのみ娘さんがこだわったのか知る由もない。
救急隊不搬送だけがやり玉に挙がっているようだが、実際の問題はもっと複雑であろう。救急隊不搬送ということだけがスケープゴートにならなければよいが・・・。