吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

売名行為

2016年04月28日 06時02分07秒 | 日記
 芸能人、有名人が私財をなげうって現地で炊き出ししたり、多額の寄付をしたりすることは東日本大震災の時でもよくおこなわれた。
 歌手の杉良太郎が何度も現地に行って炊き出しする映像はTVでも見てきた。彼はその時にネットで「売名行為」だとか叩かれた。でも彼は「売名でもなんでもいいです。でも支援は続けます」と言っていたらしい。もともと全国的に有名である彼を今更「売名行為」だと揶揄するほうもトンチンカンである。
 
 支援、応援する人には揶揄でなくエールを送るべきであろう。米国では有名人や資産家が支援することでそれが揶揄されることはないらしい。建物がその寄付で建てられたならその寄付者の名前が冠せられた建物名にもなっている。揶揄しているネット民にとってはそれは許されないことなのであろうか?
 今回も種々の有名人が支援、応援、寄付などをしている。どんどん派手にそのことを宣伝してもよいと思う。売名行為?結構である。偽善?結構である。支援することこそ最優先だと思いますが。

 こんなこと書くと「じゃあ、お前は何かしているのか?」と言われそうである。でも支援とは、支援するという意思があって、できる人ができる範囲のことをすればいいのであるから、できない人(しない人)がいても何らせめられるものではないでしょう。
 もっとも自分は有名人ではないのであえて「こんな支援をしました」と表明するつもりもありません。 あしからず。