そのCMとは銅像みたいなビートたけしが学長役で、矢口真里、小林幸子、新垣隆氏、ムツゴロウが先生役を務めて、自虐ネタを繰り出すCMでした。面白く見ていたがわずか1週間で放映中止。なんだか現代のSNS時代は非寛容だと感ずる。
「ブラックジョークでニヤリとさせてもらった。これもまあ、いいでしょう」的な余裕が感じられないのである。挑戦すれば揶揄される。失敗すれば叩かれる。ネット上では否定的な意見をよくみかけるが、それに同調する拡散速度も速い。そしてその盛り上がりに個人や一企業が負けてしまうのである。
それにしても矢口真里が「危機管理の権威」の准教授として登場し、教壇から「二兎を追うものは一兎をも得ず」と学生に教えるという設定であったが、彼女は「一兎もえていない」のではなく「一兎は得た」のである。ちょっと実状とは異なっているのが微妙なところ。
新垣氏はゴーストライター作曲事件でカミングアウトしたのだが、自身のキャラクターにそれを織り込み見事に芸能界で有名になった。いわば「勝ち組」である。
いずれにせよこの世界では失敗転じてとりあえず「這い上がって」きているのである。このCMが放映中止となる理由がよくわからん。配役もシナリオ自体も面白いと思うのであるが・・・。
「ブラックジョークでニヤリとさせてもらった。これもまあ、いいでしょう」的な余裕が感じられないのである。挑戦すれば揶揄される。失敗すれば叩かれる。ネット上では否定的な意見をよくみかけるが、それに同調する拡散速度も速い。そしてその盛り上がりに個人や一企業が負けてしまうのである。
それにしても矢口真里が「危機管理の権威」の准教授として登場し、教壇から「二兎を追うものは一兎をも得ず」と学生に教えるという設定であったが、彼女は「一兎もえていない」のではなく「一兎は得た」のである。ちょっと実状とは異なっているのが微妙なところ。
新垣氏はゴーストライター作曲事件でカミングアウトしたのだが、自身のキャラクターにそれを織り込み見事に芸能界で有名になった。いわば「勝ち組」である。
いずれにせよこの世界では失敗転じてとりあえず「這い上がって」きているのである。このCMが放映中止となる理由がよくわからん。配役もシナリオ自体も面白いと思うのであるが・・・。