心室細動とは心臓の下半分がブルブル震える様な収縮になってしまうことである。これでは十分な血液量を送り出すことができないため数秒で意識を失うのである。
心室細動とは平成14年、高円宮さまがスカッシュの最中に急死した不整脈である。
当時慶応病院救急部の相川教授が記者会見で「病名は心室細動です」と述べた。自分の中では彼の発言は画期的なものであると驚いたものである。正確に言えば心室細動は病名ではない。心電図の波形の名称でしかない。何故彼が病名を言わず心電図所見を病名として言ったのか? 彼の発言の裏には「心室細動では、居合わせた人がすぐに心肺蘇生をおこない、かつ現場でのAEDをしないと救命できない。AEDを一般市民へ普及させるべき」というメッセージが込められていたのである。
自分はあれを契機にして一般市民への普及啓発も加速化された・・と思いたいが、実際はあまり爆発的な広がりはなかった。
高円宮久子妃が先頭に立ってAED普及啓発に尽力してくれるのかと思ったら何もなかったのにはガッカリした。
今更、故高円宮が好きだったというサッカーの普及啓発でもないだろう・・・。後年、東京オリンピックの誘致スピーチに尽力したというのも悪くはないが、少しはAEDに目を向けてもらいたかったのである。
彼の死が活かされていないのである。皇室はこんな泥臭い普及啓発活動には興味がないのであろうか?
心室細動とは平成14年、高円宮さまがスカッシュの最中に急死した不整脈である。
当時慶応病院救急部の相川教授が記者会見で「病名は心室細動です」と述べた。自分の中では彼の発言は画期的なものであると驚いたものである。正確に言えば心室細動は病名ではない。心電図の波形の名称でしかない。何故彼が病名を言わず心電図所見を病名として言ったのか? 彼の発言の裏には「心室細動では、居合わせた人がすぐに心肺蘇生をおこない、かつ現場でのAEDをしないと救命できない。AEDを一般市民へ普及させるべき」というメッセージが込められていたのである。
自分はあれを契機にして一般市民への普及啓発も加速化された・・と思いたいが、実際はあまり爆発的な広がりはなかった。
高円宮久子妃が先頭に立ってAED普及啓発に尽力してくれるのかと思ったら何もなかったのにはガッカリした。
今更、故高円宮が好きだったというサッカーの普及啓発でもないだろう・・・。後年、東京オリンピックの誘致スピーチに尽力したというのも悪くはないが、少しはAEDに目を向けてもらいたかったのである。
彼の死が活かされていないのである。皇室はこんな泥臭い普及啓発活動には興味がないのであろうか?