因みに、まったく比較にはならない。また比較しているわけでもない。認知症者のかたと廃棄物の扱いを同レベルで論ずることはもちろんできないことであるし失礼なことである。
参考までに・・・といった話であるが、医療廃棄物は、医療施設が対価を払って処理業者に廃棄を依頼する。
ところがこの処理業者が処理料金をとっていながら、そのままどこか山中に不法投棄した場合であるが、もしゴミの中から排出した医療機関名が分かるものが出てきた場合、医療機関の責任になるのである。処理料という対価を払ってもゴミを出した排出者の責任は処理業者には移譲されないようである。いわゆる「廃棄物の排出者責任」は最終処理されるまで排出者にあるのである。
都庁での説明会に出たら「時に自分で出した廃棄物がきちんと最終処分場で処理されているかを自分の目で確認することも排出者の義務ですから」とお役人から説明を受けた。何をおっしゃるか? そんなこと現実的にできるはずがない。
このように廃棄物は対価をはらっても責任移譲できないのだけれども、しかし介護の現場では対価を支払えば認知症者の管理責任は施設側に移譲されて家族には責任がなくなってしまうということになる。この2者を比較しているわけではないがこの責任移譲の可否がどうも理解できないのである。
参考までに・・・といった話であるが、医療廃棄物は、医療施設が対価を払って処理業者に廃棄を依頼する。
ところがこの処理業者が処理料金をとっていながら、そのままどこか山中に不法投棄した場合であるが、もしゴミの中から排出した医療機関名が分かるものが出てきた場合、医療機関の責任になるのである。処理料という対価を払ってもゴミを出した排出者の責任は処理業者には移譲されないようである。いわゆる「廃棄物の排出者責任」は最終処理されるまで排出者にあるのである。
都庁での説明会に出たら「時に自分で出した廃棄物がきちんと最終処分場で処理されているかを自分の目で確認することも排出者の義務ですから」とお役人から説明を受けた。何をおっしゃるか? そんなこと現実的にできるはずがない。
このように廃棄物は対価をはらっても責任移譲できないのだけれども、しかし介護の現場では対価を支払えば認知症者の管理責任は施設側に移譲されて家族には責任がなくなってしまうということになる。この2者を比較しているわけではないがこの責任移譲の可否がどうも理解できないのである。