吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

命乞いの女性をメッタ刺し 「1人殺害」で死刑、残虐殺人の真相 その3

2018年08月20日 06時22分32秒 | 日記
 戦時中もそうであったが情報統制や情報操作がなされ、大本営発表ではいかにも日本が勝ち続けているような報道で国威発揚がなされてきた。現在でも一部マスメディアによる偏向報道にて世論誘導させようという風潮がある。

 一方、法曹界では法律と無縁の一般市民を裁判員に迎え入れた。これら「素人」の判断に訴えかけるため、検察も弁護士もあらたな法廷戦略(ある意味では情報操作)を模索しているのではないかと思う。
 今回驚いたことは、残虐非道な手口ということで「1人殺害」にもかかわらず極刑判決がでたことである。これは裁判員制度がない時代にはあり得ない判決である。
 ということは、裁判員の心情に訴えかけた誘導的な判決なのか?とも勘ぐってしまう。もし裁判員の心情に訴えて誘導された判決であるとしたなら、ある意味法治国家ではありえない「人民裁判」的な要素が見えてくるので少し不安になる。
 時代によって法解釈が異なってくるのはしょうがないのであろうが、裁判員の市民感情に訴えて、それで判決が左右されるものではないと思う。