吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

命乞いの女性をメッタ刺し 「1人殺害」で死刑、残虐殺人の真相 その4

2018年08月21日 06時02分05秒 | 日記
 今回、被告は控訴して上告審となるのだが、その時は裁判員裁判でなくなる。だったら最初からこのしち面倒くさい市民参加型裁判員制度など廃止してほしいと思うのである。
 自分が何も仕事もなく悠々自適の毎日であれば選任されてもいい。しかし毎日多忙に仕事をしている人や自分がいなければ業務が立ち行かなくなる職種の人もいる。自分も自分が休んだら診療はストップすることになり地域の患者さんに対して影響を及ぼすことになる。
 一度選任されたら辞退や拒否はできない。自分の仕事を休んでまで、この「招集義務」に応じなければいけない制度は困りものなのである(しかも休業補償などなし)。
 自分は過去2回も選任されかかった。(でも一旦選任されたなら守秘義務が発生するため、それで反対意見が言えなくなるのである)(因みに自分は「最終的には」選任されていないので守秘義務はない)

 この制度が施行されるまでに十分国民による議論はなかった。メディアもとりあげなかった。知らないうちにできた制度のような感じである。もうやめてほしい。メディアは、くだらんモリカケ問題をグダグダ追及するより裁判員制度廃止の「世論誘導」でもしてくれたほうがまだましである。