添付文書の投与量を変えればいいだけの話なのであるが、これには製薬会社はあらためて臨床治験を行わなければならない。これには莫大な予算がかかる。今更この薬剤、たかだか1本100円程度の安い薬の添付文書を変えるだけのために、莫大な経費を使ってしまうとかなりの損失となってしまうのである。これは企業としても文言をかえるだけのための出費はしないのはわかる。
そんなこんなでここ数十年、この薬剤の心肺停止における投与量は「少ないまま」なのである。
しかしながら、何かあったら不勉強な弁護士はきっと「添付文書に記載された量をはるかに越えて過量投与しましたね。これが死亡の原因です。あなたが悪い」っていうにきまっている。
もちろん自分は現在救命センター勤務ではないので、この薬を使うことはほとんどない。でもこの薬を使うことを思うとなんだかタイトロープの上を歩いている感じなのである。
医療機関だけではなく、心肺停止事例を扱う救急救命士だってこの薬剤を用いるのである。いつもこの不勉強な原告弁護士のターゲットになる可能性があることを覚えておいたほうがいい。
そんなこんなでここ数十年、この薬剤の心肺停止における投与量は「少ないまま」なのである。
しかしながら、何かあったら不勉強な弁護士はきっと「添付文書に記載された量をはるかに越えて過量投与しましたね。これが死亡の原因です。あなたが悪い」っていうにきまっている。
もちろん自分は現在救命センター勤務ではないので、この薬を使うことはほとんどない。でもこの薬を使うことを思うとなんだかタイトロープの上を歩いている感じなのである。
医療機関だけではなく、心肺停止事例を扱う救急救命士だってこの薬剤を用いるのである。いつもこの不勉強な原告弁護士のターゲットになる可能性があることを覚えておいたほうがいい。