認知症の症状? その3
質問に答えない・・・という反応は確かに認知症の可能性はある。認知症には「取り繕い会話」をするというのが特徴がある。もし質問されても答えがわからない場合、分からないことを隠すために会話を取り繕うのである。
例えば記憶障害があるかどうかの質問をする。
「今朝は何時に起きましたか?」「ははは、もう仕事もやめて自由な生活ですので起きる時間はバラバラですよ(本当は今朝のことを覚えていない)」
「今朝は何を食べましたか?」「いやいや大したものは食べていません。昨日の残り物ですよ(本当は覚えていない)」
このように自分の記憶障害を隠すために会話を取り繕う。質問に答えていない場合でもこのような会話は確かに認知症を示唆させるのである。
人の質問内容をほとんど聞かずに自分の言いたいことだけ言う人の場合とは異なるのであるが、実際これの区別は経験が必要である。経験がないと多くの患者さんはみんな認知症になってしまう。
診断は結構難しい。
質問に答えない・・・という反応は確かに認知症の可能性はある。認知症には「取り繕い会話」をするというのが特徴がある。もし質問されても答えがわからない場合、分からないことを隠すために会話を取り繕うのである。
例えば記憶障害があるかどうかの質問をする。
「今朝は何時に起きましたか?」「ははは、もう仕事もやめて自由な生活ですので起きる時間はバラバラですよ(本当は今朝のことを覚えていない)」
「今朝は何を食べましたか?」「いやいや大したものは食べていません。昨日の残り物ですよ(本当は覚えていない)」
このように自分の記憶障害を隠すために会話を取り繕う。質問に答えていない場合でもこのような会話は確かに認知症を示唆させるのである。
人の質問内容をほとんど聞かずに自分の言いたいことだけ言う人の場合とは異なるのであるが、実際これの区別は経験が必要である。経験がないと多くの患者さんはみんな認知症になってしまう。
診断は結構難しい。