吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

教諭による同僚教諭へのいじめ…『面白かった』と授業中に児童らに内容を話す その2

2019年10月12日 06時05分09秒 | 日記
 いじめや暴力の問題は生徒だけでなく教師間でも起こった。でもたぶんどこの世界だって、どこの会社だっていまだにいじめや理不尽な扱いなどあるに決まっている。そんなの形を変えてずっと残り続けるだろう。今後もなくなることは絶対ないと思う。
 でも今は世の中あげて「暴力やめましょう」「いじめやめましょう」なんて言っており、それが世の中のコンセンサスになっているのだから、これはもうそれに従うべきである(ことは常識)。
 例えば、仕事でミスばかりして一向に向上しない人もいるし、その人の穴埋めで同僚に迷惑ばかりかけている人は会社の中で一人や二人はいる。たぶん迷惑かけられている同僚はその人を「いじめたくなる」っていう気持ちになるかもしれない。でもいまは世の中、それをやってはいけないってことは「社会的常識」なのである。それにも関わらずやってしまうのは「非常識」なのである。
 自分は「教師も人間、こんなことでもしてしまうんだろうな」とも思う。しかしむしろ「やってはいけないことを理解していなかった」ということのほうが情けない。
 とにかく今の世の中のぎりぎり安全ラインを知らないのはまずい。そりゃ昔、自分は学校の教師に毎日殴られた。暴力など当たり前だった。でも時代変わればその「ぎりぎりライン」は変わるのである。それを当事者達が気が付いていないということが最悪なのである。