今回のG7サミットは広島という町が、核のない世界を作るというお題目のもと、実は戦争に使う武器のやりとりの話し合いに使われたことになります。各国首脳に献花などさせて平和をアピールしていながら実は裏ではそうではなかったですね。純粋に平和をねがう被爆者や市民は、広島がそのような使われかたをして忸怩たる想いでしょう。
首相の目論みは、武器供与ができない日本の立場から、武器供与を他国に斡旋するその仲介役となって西側諸国に日本のメンツを立てたこと、そしてロシア寄りのグローバルサウスの各国に「突然」ゼレンスキーを会わせることにあったとおもわれます。事前にウクライナ首相を呼ぶと言ってしまえば、ロシア寄りの参加国はG7出席を嫌がるでしょう。首相はこんな裏技を使ってロシア寄りの国とウクライナ首相との対話の場面をつくった・・・などという手柄をアピールできます。米国の属国的立場の日本としては米国の意向にも沿った形でご機嫌伺もできたものと思われます。「政治的」には大成功だったでしょう。
しかし純粋平和目的のものではなく、政治目的にて広島が使われたことは複雑です。
首相の目論みは、武器供与ができない日本の立場から、武器供与を他国に斡旋するその仲介役となって西側諸国に日本のメンツを立てたこと、そしてロシア寄りのグローバルサウスの各国に「突然」ゼレンスキーを会わせることにあったとおもわれます。事前にウクライナ首相を呼ぶと言ってしまえば、ロシア寄りの参加国はG7出席を嫌がるでしょう。首相はこんな裏技を使ってロシア寄りの国とウクライナ首相との対話の場面をつくった・・・などという手柄をアピールできます。米国の属国的立場の日本としては米国の意向にも沿った形でご機嫌伺もできたものと思われます。「政治的」には大成功だったでしょう。
しかし純粋平和目的のものではなく、政治目的にて広島が使われたことは複雑です。