吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

流行

2013年12月10日 06時44分01秒 | インポート

まだインフルエンザはここ巣鴨地区にはあまり流行しておりません。今のうちにインフルエンザ予防接種をお受けになられることをお勧めします。 特に13歳未満のお子さんや、免疫能の低下している高齢の方、またリウマチ、自己免疫疾患などにてステロイドや免疫抑制剤を投与されている患者さんでは、なかなかインフルエンザ抗体の免疫が付きにくいので、2回打つことをお勧めします。

 さて今はインフルエンザよりもむしろ感染性胃腸炎が流行っているようです。これは飛まつ感染ですのでうがい手洗いをよくされてください。特に患者さんの吐物、便などにはウイルスがたくさんおります。処理される場合は、手袋やマスクをつけてお願いします。


お知らせ

2013年12月09日 07時39分50秒 | インポート

 特定健診、長寿健診は11月にてすべて終了しておりますが、未受診者の方は12月25日まで期間延長して受診を受け付けております。お忘れになった方は、クリニックまで予約の連絡をいただければ幸いです。

 寒さも厳しくなってまいりました。風邪や感染性腸炎も流行ってきております。十分ご注意ください。


拝啓天皇陛下様 その6

2013年12月07日 07時32分23秒 | インポート

  また皇居にいって拝礼したその帰途に週刊誌の記者にインタビューされた際、彼の付き添いの人が撮影した動画がYou Tubeにアップされた。どちらがいいか悪いかの問題ではない。どちらに正義があるかないかの問題でもない。しかしヒートアップしたY議員と、その動画を撮っている付き添いの人の記者に対する恫喝にも似た怒鳴り声により、本来彼が大事にしなければならない彼のイメージはすっかり色あせてしまったのである。もちろん強持ての国会議員も過去にはいた。ハマコーさんはいい例である。しかしハマコーには実績があった。東京湾にも橋をかけた。パフォーマンスもあったし、物事をすすめる方法論ではいろいろ問題もあったかもしれな。しかしなした結果がすべてである。しかもハマコーは昭和の議員であり、これからの平成の議員ではこのような「力技」は通用しない。現在、Y議員にはなんの実績もない。イメージをまずは大切にしなければならないこの時期に、このような行動はマイナスとなるであろう。もし辞職しないでこのまま続けるのであれば、今後派手なパフォーマンスは一切封印し、少しでもプラスの実績を着実に積み重ねないと二期目は難しいであろう。


拝啓天皇陛下様 その5

2013年12月06日 07時42分49秒 | インポート

 国会議員を何期もかさねれば、その人となりと実績は評価の対象となり、次期選挙のときの判断材料になる。しかし新人議員には何も実績がない。したがって票を集めて当選した新人は、その人の外見上のイメージと、今後何かをしてくれるであろうという期待値で当選したのである。その人の本質や本音の実態は、わずかな選挙期間中の運動だけでは大衆に伝わるものではない。だから分かりやすいイメージを前面に押し出してそれを自分の「売り」として大衆に定着させるのである。自分は彼を「清廉な」そして「子供の健康、未来を憂慮している」イメージとしてとらえた。しかし写真週刊誌に載ったベランダでの喫煙写真はイメージが悪い。写真週刊誌のスキャンダルとはいえ、健康を憂慮する者ならば、自身の喫煙習慣は最初から御法度である。我々も煙草くさい医者が患者に向かって「あなたね、健康によくないからタバコやめなさいね」といっても説得力はないし、だれも言うことなど聞きはしないのである。放射線健康被害をいう前に、まずもって禁煙することからはじめないと信用されない。<o:p></o:p>

 


拝啓天皇陛下様 その4

2013年12月05日 07時46分01秒 | インポート

  だから今回のY議員の書状手渡し事件は、国会議員ではなく一般人のマナーの定義からしても、おおいなるマナー違反なのである。しかも画像にチラリと映った書状は毛筆で立派そうなものであった。きっと書状をしたためるには、文章の推敲からはじまって何度も書き直し随分な時間がかかったものと考えられる。かなり前から準備をしてきたものと思われる。否定的な表現になってしまうが、以前から用意周到に準備された行動なのである。また今回の手渡しの現場は、TVの報道バラエティによるとかなりTVうつりのいい位置に陣取って行なわれたとのことである。つまりかなりTVで映ることを意識して行なわれたらしいとのことであった。こうなると彼の正義感あふれる清廉なイメージがかなり変わったのも事実である。何かしらのパフォーマンスや売名行為といった指摘もあることは事実である。国会議員としても、そして一般人としてもマナー違反であり、TV映りを期待してのスタンドプレー的行動だとすればイメージは悪くとらえられてもやむを得ない。


拝啓天皇陛下様 その3

2013年12月04日 06時51分59秒 | インポート

  車内での携帯電話による会話は、なぜマナー違反として定着したのであろうか? それは誰かが仕掛けたのである。よく考えれば車内で大声で会話をしている二人連れ以上のグループもかなりいる。これは確かにうるさい。でもマナー違反だという人はいない。しかし一方携帯電話で会話をしたらなぜマナー違反になるのかということになる。車内で会話をしているという行為は同じである。しかし会話をしている相手が目の前にいないというだけの話である。確かに一時期心臓ペースメーカに対して誤作動を起こすという悪影響を言われていた。しかし最近ではあまりそのような話をきくことはない。このように車内使用が正しくないことの積極的な理由は何もないのである。ところが車内使用はマナー違反であるということで、いつの間にか広く定着したのが現状である。つまりマナーとはそのことの是非とは関係なく、ただmajorityがしたがっている規範であり、それにはずれることがマナー違反としてとらえられるのである。これは理不尽かもしれないが、でもしょうがない。<o:p></o:p> 


拝啓天皇陛下様 その2

2013年12月03日 07時03分31秒 | インポート

  国会議員の身分で手紙を渡した行為は「陛下の政治利用」ととられている。では一般人の場合ならばどうであろうか? そもそもマナーとは「一般的に行なわれていること(あるいは行われていないということ)」が実はマナーなのである。マナーというのはそのことが正しいか正しくないかということではない。多くの人がこうすべきである(あるいはすべきでない)という約束事のようなものである。条例や規則などで決まったものではない。しかしmajorityにおける一つの規範なのである。例えば、携帯電話の通話は電車などの車内ではマナー違反としてとらえられ、比較的日本人はこのマナーを遵守しているようである。なぜ「日本人には」と書いたかと言うと、平気で携帯電話を車内で使用し会話をしている人をみかけるが、言語を聞くと日本語ではないのである。これは日本ではマナー違反としてとらえられているものの、彼の地ではそうではないのかもしれない。マナーというものは正しいか正しくないかではないのである。<o:p></o:p> 


拝啓天皇陛下様 その1

2013年12月02日 07時03分15秒 | インポート

 秋の園遊会で、Y国会議員が陛下に手紙を渡した事件があった。おもわず昔の映画で渥美清が主演をつとめた「拝啓天皇陛下様」を思い出した。もちろん内容的に似ているわけではない。ただ陛下に手紙を渡すという行為のみで連想したに過ぎない。映画のほうは、「不敬罪でつかまるからそんなことはやめろ」と同僚から書きかけの手紙をとりあげられ未遂に終わったのである。今回は手渡した手紙は陛下は受け取ったもののすぐに侍従が持っていった。画面で見て取れたのであるが美智子皇后が陛下の左腕に手をかけて、暗に「(受け取るのは)お控えになっては如何でしょうか?」というような感じに映ったのである。陛下に手紙を直接渡すことの是非は自分にもよくわからない。もちろん戦時中は不敬罪でかなり厳しく罰せられたのであろう。今でもそのような罰則規定があるのかないのかは知る由もない。ただ、一般的なシステムとして、あるいはマナーとしてはそのような行為は現実的には行なわれていないのが現状である。<o:p></o:p>