吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

連日の風邪~インフルエンザ猛威 その1

2017年02月09日 06時09分28秒 | 日記
 ここのところ毎日、インフルエンザの検査をすると陽性に出る患者さんが後をたたない。大体インフルエンザ検査をした患者さんの8~9割は陽性に出る。残りはただの風邪なんだろうけど、でも結構、咳とか鼻水とか、また倦怠感の強い人も多い。
 毎日、多人数の患者さんの鼻腔に綿棒をいれると「うわっ、ハクション」とばかりに相手の飛沫をもろ被っているのである。
 つまり世の中で一番、インフルエンザや風邪にかかりやすい状況に自分はいるのである。インフルエンザの予防接種はすでに3回した。でもそんなの安心料にもならない。
 高濃度ウイルス被爆状態に毎日おかれているわけで、ついに数日前から風邪をひいた。インフルエンザではないが、体はだるく、鼻水が出て、咳も出る。横になりたいのであるが診療がある・・・。

 「風邪ひきましたよ―」と元気な笑顔でこられる患者さんには少しムッとしつつ、「あなたよりたぶん私の方が状態は重いようですが」という言葉をこらえながら診療しているのである。何かなぁ~。

ペナルティ減給

2017年02月08日 05時59分04秒 | 日記
 大手コンビニチェーンでの最近の出来事。アルバイトの女の子が病気で休んだ際に、休んでシフトに穴をあけたということでペナルティが課せられ減給処分となったとのこと。
 確かに働かない分は払わないと言うのはわかる。しかし働いた分からペナルティとして引かれるのは納得がいかない。これはたしかに行政指導などの対策が妥当であると思われる。このような事は断じてあってはならない。
 しかし、このアルバイト店員は代わりの人材を確保する努力はしたのであろうか? 店側も穴があいたままで営業するのは無理である。
 話によると、このアルバイト店員はとりあえず代わりの人員を捜したらしいが、その後店側に「見つかりました」とも「見つかりませんでした」ともまったく連絡を入れていないらしいのだ。
 これは自分が店長なら怒るだろう。見つからなかったのであればそれはそれでやむを得ないが、その旨を報告するのは社会人としての最低限のルール。
 店側は期待しながら、いつもより少ない人員でやりくりしてずっとそのシフト中、仕事をしているわけである。「探したけど見つかりませんでした」という顛末の報告はマナーよりも重いルールだと思うのだが。
 もしかしたら今回のペナルティ減給は、休んだことではなく報告しなかったということでなのか?
 店長の気持ちも分からないでもない。

マティス国防長官来日

2017年02月07日 06時29分33秒 | 日記
 世の中をいろいろな意味で震撼させているトランプ政権であるが、新任のマティス国防長官が来日した。経歴をみるとかなりのストイックな生活を送っているらしい。
 まあ、外部向けのイメージ戦略としてそのようなメイキング報道なのか、あるいは本当の姿なのかはわからない。でもまあ話半分でもかなりのストイックさであるのは間違いなさそう。

 さて日本に安全保障の予算をもっと押し付けよう、さもなくば米軍撤退すると脅しをかけた演説をしたトランプであるが、いざ蓋をあけるとマティス長官は「日本の費用負担は他国も見習うべき姿」と容認した。

 まあ80%近くも日本が駐留米軍の費用負担しているのだから結構な額である。
 最悪、撤退されたら確実に日本は某国に攻め込まれるのは間違いない。そこで食い止められるだけの軍備力はたぶん1週間くらいなら大丈夫らしいが長期戦になったら厳しいだろう。
 それよりももっと厳しいのは憲法9条の解釈論争が有事の最中にまたぞろ出現したらどうなるかである。

 悠長な議論している間に日本は攻め込まれるる事必須かも?
 なんのかんのといって、事実は日本は安保で守られているのである。

 今回思ったのであるが、「日本の費用負担をあげろ」とトランプが言ったのであるが、それならば「ハイハイ、分かりました。ならば駐留米軍の必要経費を100%負担しますよ。そのかわり国内の全指揮権を日本側に下さいな」と言った方がよかったかも。
 ま ありえないけど。

 

米国の移民入国制限

2017年02月06日 06時50分10秒 | 日記
 トランプ政権はイスラム系の7か国を入国禁止にすると大統領令をだした。その後、ワシントン州ではこれを違憲として入国禁止を解除した。
 いかにも大統領よりも司法が勝るところがアメリカ的である。

 またこの入国禁止に対して国民の反対運動を続々とメディアは流し続けている。このニュースをみると何だか国民の大多数がこの大統領令にこぞって反対しているような錯覚に陥ってしまう。
 しかしよく報道をみると、なんとこの大統領の入国禁止措置は42%の国民が指示しているのである。
 だから反対は55%と過半数ではあるものの、えっ入国禁止に賛成する人だって42%もいるんだという感じである。
 どちらがいい悪いの問題ではなくメディアが恣意的な報道するのもアメリカ的であり、またどちらの意見もかなりあり、どうやら拮抗しているということも何だかアメリカ的であると感ずるのである。

インフルエンザ猛威

2017年02月04日 05時23分46秒 | 日記
 1月中旬から今までインフルエンザ罹患者数は例年をはるかに上回る勢いである。多い時で1日の患者数の1/3がインフルエンザ陽性者という日もあった。疑い患者も含めるともっと多く、毎日、患者さんの鼻腔に綿棒を挿入し鼻粘液を採取する検査を延々と繰り返しているような感覚である。
確かにこの検査は不快であるし、中には「痛い」と嫌がる大人も多い。患者数が少ないときは「ああ、申し訳ないな、でもしょうがないんだよな~」という気持ちがわいていたが、これだけ検査患者数が増えると気持ちに変化が起きなくなる。

「ハイ、上向いてください、鼻から綿棒入れます。・・・はい、手を出さない、はい顔をそむけない」とまさに機械的な対応になっている自分に気が付いた。これだけ毎日多数のインフルエンザ検査をしていると流れ作業的になって、自分の「申し訳ないけど」という気持ちが消えていることに気が付いた。これじゃいけないんだけど、でも人間の感覚って麻痺してくるのかもしれない。

 今季は予防接種していても結構陽性に出る人も多い。阻止効果は今期はどうなのかなとも思うが、でも自分はインフルエンザの予防接種は3回もしてしまった。
自分が感染したら診療休まなきゃならないもの・・・。

免許更新時の眼鏡使用の怪 その5

2017年02月03日 05時55分53秒 | 日記
「これならメガネ必要ないので、免許証には眼鏡使用とは追記できませんよ」と言われた。
 今更「いや、これはあてずっぽうがたまたま当たっただけで・・」ともいえず、「いやでも実際は運転時にメガネかけているので・・」と言っても「ならば自主的に眼鏡使用ということでいいです。でも免許の必要条項には記載できません」と断られてしまった。
 何とか食い下がってみたが、自分の後ろは長蛇の列である。無言ながら「早くしろよ」という多数の目線を感じたのである。
 ・・・ああ本当に自分は馬鹿である。免許証に「眼鏡使用」を追記してもらうためにわざわざ江東運転試験場まで出かけたのである。
 これさえ記載してもらえば今後は近隣の所轄警察で事足りるのである。ところがなんと目的は達成されずじまいに終わったため、結局また次回更新時にも江東試験場まで来る羽目になったのである。ああ馬鹿なことをした・・・。トホホな1日であった。

免許更新時の眼鏡使用の怪 その4

2017年02月02日 06時18分45秒 | 日記
 祝日のせいか結構更新者の数は多く、ものすごい順番待ちの行列である。検眼の列が進み自分の順番が来るまでには1時間は待った。
 さて自分の検眼が始まった。例のごとく、裸眼の状態で、例の「C」のオープン方向を「左・・・下・・・」などと答え始めた。
 やはり自分は馬鹿である。
 すこしでもいい結果を出したいと思ったのか、見えないものは「わかりません」「みえません」とか言えばいいのに、見えてもいないのに、あてずっぽうで右とか上とか言ってしまったのである。
 そうしたらなんと幸か不幸か、これはきっと不幸なんだろうが、係官から「あれ? 裸眼で十分視力出ていますよ。メガネの必要ないですね」と言われてしまったのである。
 つまりあてずっぽうで言った答えが、たまたまみんな当たっていたのである。本当に大馬鹿者である。

免許更新時の眼鏡使用の怪 その3

2017年02月01日 06時28分01秒 | 日記
 ということで運転時には眼鏡が必要なのだが、免許証には「眼鏡使用」とは記載されずにそのまま「無事に」再交付になってしまったのである。 

 そしてそれから数年が経過してますます近眼も進み、老眼までもが混在するようになった。
 また免許更新の時期が来たのである。近眼も進んだので度の強いメガネに作り替えた。
 今回こそ間違いなく「記載事項変更」に引っかかると思ったので、所轄警察ではなく、わざわざ江東区の運転免許試験場まで祝日をつぶして出かけたのである。
 もし所轄署に行って「あー視力悪いですね。ここでは更新できませんよ」と言われ二度手間になることを見越したため、最初から江東運転免許試験場に行ったのである。記載事項に変更がある場合は近隣警察ではダメなのである。

 ここで一旦、免許証に「眼鏡使用」と記載されれば、次回からは近所の所轄警察署で更新ができる。わざわざ更新時に遠くまでくる必要はなくなるの・・・というつもりであった。