1月中旬から今までインフルエンザ罹患者数は例年をはるかに上回る勢いである。多い時で1日の患者数の1/3がインフルエンザ陽性者という日もあった。疑い患者も含めるともっと多く、毎日、患者さんの鼻腔に綿棒を挿入し鼻粘液を採取する検査を延々と繰り返しているような感覚である。
確かにこの検査は不快であるし、中には「痛い」と嫌がる大人も多い。患者数が少ないときは「ああ、申し訳ないな、でもしょうがないんだよな~」という気持ちがわいていたが、これだけ検査患者数が増えると気持ちに変化が起きなくなる。
「ハイ、上向いてください、鼻から綿棒入れます。・・・はい、手を出さない、はい顔をそむけない」とまさに機械的な対応になっている自分に気が付いた。これだけ毎日多数のインフルエンザ検査をしていると流れ作業的になって、自分の「申し訳ないけど」という気持ちが消えていることに気が付いた。これじゃいけないんだけど、でも人間の感覚って麻痺してくるのかもしれない。
今季は予防接種していても結構陽性に出る人も多い。阻止効果は今期はどうなのかなとも思うが、でも自分はインフルエンザの予防接種は3回もしてしまった。
自分が感染したら診療休まなきゃならないもの・・・。
確かにこの検査は不快であるし、中には「痛い」と嫌がる大人も多い。患者数が少ないときは「ああ、申し訳ないな、でもしょうがないんだよな~」という気持ちがわいていたが、これだけ検査患者数が増えると気持ちに変化が起きなくなる。
「ハイ、上向いてください、鼻から綿棒入れます。・・・はい、手を出さない、はい顔をそむけない」とまさに機械的な対応になっている自分に気が付いた。これだけ毎日多数のインフルエンザ検査をしていると流れ作業的になって、自分の「申し訳ないけど」という気持ちが消えていることに気が付いた。これじゃいけないんだけど、でも人間の感覚って麻痺してくるのかもしれない。
今季は予防接種していても結構陽性に出る人も多い。阻止効果は今期はどうなのかなとも思うが、でも自分はインフルエンザの予防接種は3回もしてしまった。
自分が感染したら診療休まなきゃならないもの・・・。