吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故 その4

2019年05月14日 06時02分47秒 | 日記
 TVのニュースで知った。高齢者の免許更新の際の自動車学校での講習であるが、なんとこの講習は「受けっぱなし」でいいのであると。驚きである。どんなに運転技能が低下していても「気を付けてくださいね」で終わりだそうである。
 つまりこの講習受講しさえすれば、たとえ「運転できなくても」免許は更新できるのだそうである。最初に免許をとるときには運転技能が伴わなければ絶対に免許は交付されない。それなのに講習会場で脱輪しても一時停止できなくとも口頭注意だけで免許の更新は可能であるというのだ。
 高齢者の場合、日常生活継続のために乗用車が必要であったとしても、それを忖度して免許を更新させてしまうのは極めて問題であるし、またそれは別の議論である。運転技能の伴わない人に免許を更新させている現状・・・これはそれを取り締まる法律がないというなら一刻も早く立法化すべきである。変である。

10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故 その3

2019年05月13日 06時29分18秒 | 日記
 加害者と同年代でも認知能力、運動能力もしっかりとしている人もいる。そのような人たちも十把一絡げにして「何歳になったら運転免許は・・・」という意見も出るが、暦年齢ではなく生理的年齢で判断してあげるべきである。そのため運転免許の認知症検査が義務付けられるようになったがこれもなかなか判断が難しい。 しかし運転免許停止という高齢者をピックアップする必要はある。免許停止になった高齢者の日常生活が不便になるかもしれないということなどは忖度、優先されることではない。

 この事故が起こった日、うちの午後の外来では患者さんが話をしていた。
「加害者が死なないで若い母娘が即死だなんてね~不公平よね、なんで加害者じゃないのよ」  
加害者が亡くなればいいという不道徳な考えではない。でもそう思いたくなるようなやりきれない思いである。

10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故 その2

2019年05月11日 05時49分07秒 | 日記
 またもや高齢者の運転による交通事故である。最近特に目立って増えてきた印象である。しかもこの事故は自分の区内での出来事で、この現場は自分もよく通る道である。もちろん見通しの良い道路である。どうしたって「ああまた高齢者の運転か」という言葉が出てしまう。
 そして今回は2か所の横断歩道での信号無視で10人が死傷した。自転車の母娘はなんと即死である。どうにも言葉にならない。
 よく高齢者には生活の足として車が必要という。確かに足が悪くなれば必要である。しかし都会、しかも都内では車は必要としない。交通網が発達しているし生活必需品は近隣で賄える。あえて車を自分で運転しなくとも不都合はない。加害車両は「練馬」ナンバーで都内の居住者である。
 87歳というが普段、彼は自身の運転能力をどのように判断していたのか? また同乗していた家族は加害者の最近の運転をどのようにととらえていたのか? 
 前兆はあったはずである。認知症は自分自身は気が付かない(というのが認知症である)。なので周囲の家族がきちんと対応してくれなければこの事故は繰り返す。今回は家族も悪い。

10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故 その1

2019年05月10日 05時53分06秒 | 日記
 2019年04月19日 13:25 朝日新聞デジタル
 4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道の横断歩道2カ所で、高齢男性が運転する乗用車が歩行者らを次々とはねた。
 警視庁と東京消防庁によると10人が負傷した。このうち自転車に乗っていた30代の女性と、3歳ぐらいの女児が心肺停止で病院に搬送されたが、死亡が確認された。
 目白署によると、乗用車は東京都板橋区の団体理事長男性(87)(元中央省庁職員)が運転していた。1カ所目の横断歩道と、約70メートル離れた別の交差点の横断歩道で複数人をはねたという。男性も負傷した。乗用車は2カ所目の現場でごみ収集車と衝突し、ごみ収集車は横転した。

桜田五輪担当大臣が辞任「復興以上に大事な議員」 その2

2019年05月09日 05時51分26秒 | 日記
 確かにそこだけ一部を切り取れば不愉快な発言である。それの責任を取って辞任するのも妥当。しかしメディアは絶対この人の失言を狙って追いかけていたはず。そしてスピーチ内容の前後関係を無視して、単なる「失言ワード」のみを切り取って報道する。あとはいわゆるTVコメンテーターや「失言狙いの野党ら」が一斉攻撃するのである。
 しかしもううんざりする。これら外野が被災者の「被害者正義にタダ乗り」して徹底的に叩きまくるさまは、まさにいじめにしか見えない。聞くところによるとこの大臣は誠実な人らしい。なんだかよってたかってのいじめの構図にも見えてくる。
 まあ、もちろん残念なのだがこの大臣はどうみても大臣として適格ではない。誠実だけでは大臣は務まらない。だから辞任していただいて結構なのであるが、総理も派閥の論理で、能力がなくとも大臣待ちの議員にポストを与えざるをえない。
 それにしても、対案や政策理念もなくただ与党の失言のみを追い求め辞任要求だけしている野党は情けない。
 では野党は自民党大臣をやめさせてその後どうするのか? かわりに某民主党でことがなしえるのかといえば、かつて民主党政権時代にあの体たらくだったこと忘れてはいない。
 なんだかもう野党に力がないのも情けないのである。

桜田五輪担当大臣が辞任「復興以上に大事な議員」 その1

2019年05月08日 05時48分59秒 | 日記
テレ朝NEWS [2019/04/11 05:50]
 桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣が「復興以上に大事な議員」などと発言して辞任した。
 桜田大臣は10日夜、都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆議院議員のパーティーであいさつして「復興以上に大事なのが高橋さん」と発言した。桜田大臣は発言の後、直ちに総理官邸を訪れて安倍総理大臣に辞表を提出した。
 桜田五輪担当大臣:「被災者の皆さんの気持ちを傷付けるような発言をしてしまって申し訳ない。撤回させて頂きます。それだけでは十分ではないと思いますので、責任を感じて辞表を出させて頂きました」
安倍総理大臣:「被災地の皆様に内閣総理大臣として、この発言について深くおわび申し上げたい。任命責任はもとより内閣総理大臣たる私にあります。こうした事態に至ったことにつきまして、国民の皆様におわびを申し上げる次第です」
 安倍総理は、桜田大臣の後任として前のオリンピック・パラリンピック担当大臣である鈴木俊一衆議院議員を充てる方針を固めた。4月11日に正式に決定する見通し。

令和初診療

2019年05月07日 06時35分02秒 | 日記
本日より令和はじめての診療を開始します。
なんだかあっという間の連休でした。連休中体調を崩されてはいませんでしたか?
開業以来このような長期休診ははじめてでした。
大掃除でも・・・と思っていましたがほとんでできずにダラダラと過ごしてしまいました。
またいつかしないといけないんですが・・・。