吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

ボルシチを消滅危機の無形文化遺産に指定 ユネスコ その2

2022年07月08日 05時46分53秒 | 日記
 国際間に紛争・紛糾があると、どうもこのような文化的な認定にまでもいろいろな歪をもたらしそうです。ロシアはボルシチがウクライナ料理ではないと言っているようですが、これはウクライナはロシアの領土だから、そこの料理はロシア料理なのだという理由からなのでしょうか?
 なんだか日本の佐渡金山や軍艦島を世界遺産に認定するという話に、某国が待ったをかけているようなことを思い出しました。いろいろ言い分もあると思いますが歴史修正主義ではなく、真実の歴史事実に基づいた議論がなされるといいですね。

ボルシチを消滅危機の無形文化遺産に指定 ユネスコ その1

2022年07月07日 06時20分41秒 | 日記
7/1 21:13配信 JIJI.COM
【AFP=時事】 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)は1日、ウクライナで広く食べられているボルシチ料理を、消滅の危機にひんする無形文化遺産に指定した。
 ロシア政府はボルシチをウクライナのものとする指定に反対している。
 ユネスコはウクライナのボルシチ料理を「きょう、ユネスコの緊急保護を必要とする無形文化遺産リストに書き加えた」と発表した。ロシアのウクライナ侵攻と、侵攻がもたらす「この伝統への負の影響」を考慮し、承認プロセスを迅速化したとしている。

コロナワクチン4回目

2022年07月05日 06時08分39秒 | 日記
 コロナワクチンの4回目接種予約が始まっています。区から接種券が送られてくると、もう自分は打てると思われている方もいらっしゃいますが、区民には一律配布していますので、年齢や3回目の接種期日によってまだお打ちできない方もいます。
 ご予約電話を頂いたときにお手元の接種券をご確認いただくと「あら、私はまだなのね~」というかたもいらしゃいます。接種券はよくお読みになってからご予約下さい。
 という割に、自分もよく見たら「あ 3回目からまだ5か月たってないわ」と驚愕・・・。
 人のふり見てわが振り治せ、っていうことわざどおりでしたwww。

医療ミス:県、医療ミスで賠償へ 中央病院 6年間、意識不明に /茨城 その2

2022年07月04日 06時20分42秒 | 日記
 医療事故はやはり一定の確率で起こりえるようです。情報が少ないので何とも言えませんが、まず患者さんは事故6年後に亡くなったということで、この「悪性腫瘍で入院加療中・・・」とありますが悪性疾患の末期ではなかったようですね。
 でも通常、入院中に不眠を訴えるなら経口睡眠薬の内服投与です。しかし「点滴で寝るまで投与した」とあるので余程患者さんを強力に就眠させる必要に迫られていたのでしょう。この時の事情は記されていませんが何か患者さんはせん妄状態で暴れていたのかもしれません。何かよっぽどの理由があったのでしょう。
 また通常、これらの静脈内投与にて行われる薬剤は、急速投与や過量投与で呼吸が停止します。これは太古の昔からの常識。なんせ手術の全身麻酔の時にも使われるくらいでしょうから厳重な容態観察は必要です。まあ呼吸停止しても薬の効果が切れるまでバッグマスクで人工呼吸していればいいのですが。
 例えばの話ですが、入院患者さんが「とにかく寝られるような強力な眠剤出せ」と希望され、やむなく強力な眠剤出したら、今度はこちらがおちおち寝られません。呼吸停止されたらかないません。

医療ミス:県、医療ミスで賠償へ 中央病院 6年間、意識不明に /茨城 その1

2022年07月02日 06時08分57秒 | 日記
22/06/15毎日新聞社
(茨城)県は14日、県立中央病院で2014年に患者の容体の変化に気付かないまま睡眠導入を投与し続け、患者が意識不明になるミスがあったと発表した。患者は6年間意識が戻らないま20年に死亡しており、県は同日、遺族に約3932万円を支払う和解案を県議会保健福祉医療員会に提出した。
 県病院局経営管理課によると14年1月16日夜、悪性腫瘍で入院中の患者に睡眠導入剤を点滴で投与するよう医師が看護師に指示。投与から約15分後に別の看護師が確認したところ、患者の呼吸が止まっていたという。
 薬は呼吸が弱くなる作用もあり、医師は入眠後に投与を止めるよう指示していたが、看護師が患者の観察を怠り退室したことで、容体の変化に気付けなかったとしている。
 患者は低酸素脳症で意識が戻らないまま、20年に腎不全で死亡した。県はミスと死亡に直接の因果関係はないとしている。血液中の酸素濃度を測るパルスオキシメーターを装着していれば防げたとして、呼吸に影響する薬剤を投与する際には同装置を装着したうえで看護師などが立ち会うルールを決めたという。島田敏次課長は「深くおわびし、再発防止に取り組む」とコメントした。
【木許はるみ】

猛暑 その2

2022年07月01日 06時11分00秒 | 日記
 地球温暖化なのか毎年夏には電力需要が上がり供給が切迫します。そして節電の「号令」がでます。毎年夏場に逼迫するのが分かっているなら、その時季だけ電力供給を増やすことはできないのでしょうか? 日本はすでに大量電力消費国になっています。オール電化の住宅も増えています。そこで脱炭素、脱原発を政策にするのはわかるのですが、それで対応するのは近未来的には難しいのではないでしょうか? 
 現在、休止中の火力発電所もあると聞きました。せめて夏場だけは再稼働はできないのでしょうか? 炭素エネルギーは使っちゃダメというのも分かります。原発再稼働もダメというのもわかります。でもそれで広範囲停電にでもなったら都市機能や生活基盤が麻痺するのは明らかです。未来志向の政策もいいのですが、明日の生活はどうなるのでしょうか?