私の家の隣の田圃で、カラスたちの忘年会が行われました。
カラスたちのお喋りを聞くとはなしに聞いていると、おおよそこんなことが話し合われたようです。
まず、鵜の真似をするカラスがいいました。
「今年の一字は偽らしいが、そんなことされたら、私の立場がないではないカァ~。それに偽装をしたところがドンドン復帰しているらしいが、今度は大丈夫カァなぁ?
今鳴いたカラスがもう笑ったりしてるンじゃあないカァなぁ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/db/659af319bd22d0f9cbc3ec0ae8eaffab.jpg)
続いて、ゴルフ場から来たカラスがいいました。
「イヤー、官僚のトップで忙しいはずなのに、よくあれだけゴルフが出来るなあと思っていたら、あれが仕事だったんだなぁ」
「エ、あれが仕事だったのカァ~?」と純情カラスが尋ねました。
「そうだとも、あそこで日本の次期装備が決まってたのを知らないのカァ~」
「すると、ゴルフのスコアーに合わせて次期兵器の規模や数量をどうすのカァが決まっていたのカァ~」
「もちろんそれだけじゃあないさ。決定的なのは、袖の下だカァらなぁ」
「そんな腹黒いことをしていたのカァ~。おれたちよりもまっ黒じゃぁないカァ~」
「でも、もっと黒い奴が上にいるって話だカァらなぁ」
「しかし、それって闇カァら闇だろう?これがほんとの闇夜のカラスだなぁ」
次は、永田町から来たカラスです。
「何たって、話題が多すぎるカァらなぁ。選挙で負けたオボッチャマンが、もう辞~めたって内閣をほっぽり出したのも今年だろう。小沢とカァいう人がナベツネの口車に乗りそうになったのもつい最近じゃぁないカァ~。
何せ、次カァら次へといろんなことが起こりすぎるカァら、ひとつひとつの事態がちゃんときわめられることなく、カラスの行水で通り過ぎてしまうんだよなぁ」
ワイドショー・カラスもいいました。
「そうだよなぁ、カラスの鳴かぬ日はあっても凶悪事件がない日はないカァらなぁ。それらの背後を見て行くと、無知や貧困、ワーキングプアーなどの格差社会がはっきり見えて来るんだカァらなぁ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/33/d34c3599590f70a50acb119fc925a371.jpg)
カラス一同は暗い話ばかりにうんざり気味です。
そこへ、マリア・カラスがやって来ていいました。
「何よ、みんな暗い話ばっかりで。じゃぁわたしが歌でも唱ってあげるわ」
マリアねえさん、さすがにお歳で、カラスの足跡などが目立ってきました。
でも、往年の美声で『カァルメン』から「ハバネラ」などを唱いました。
♪恋は野のカラス 気まぐれ 気ままよ
呼べど 招けど あちら向くばかり
手管こわもて 何の役に立つとぞ
恋知らぬ人に すりよる恋カラス
おゝ 恋
おゝ 恋
恋はジプシーの子よ
法も理屈もなしよ
すげなくする人に
あたしは焦がれる
でもあたしに思い込まれたらば
ご用心
ご用心しなさいよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/af/911fd2182f3bce894b6f96546d04e3d6.jpg)
それを聴いた純情ガラスがいいました。
「マリアねぇさん、それってちょっと歌詞が違うンじゃぁないカァなぁ?」
「どこがよ~」
「カラスって歌ったところ、ほんとは鳥じゃぁないのカァなぁ?」
「いいのよ、烏も鳥も一本線があるカァないかで大した違いじゃぁないカァら」
「でもそれって偽装じゃぁ・・」
「いいのよ、これっくらい。豚肉やパンくずまで混ぜた牛ミンチや廃鳥を比内鶏に仕立てたのに比べたらおとなしいものよ。さ、次の歌にゆくわよ」
♪カ~ラ~ス~ なぜ鳴くの~
カラスの勝手でしょ~
どうもカラスたちの忘年会は、辛辣な話や他愛もない話を交えて、延々と続くようでした。
カラスたちのお喋りを聞くとはなしに聞いていると、おおよそこんなことが話し合われたようです。
まず、鵜の真似をするカラスがいいました。
「今年の一字は偽らしいが、そんなことされたら、私の立場がないではないカァ~。それに偽装をしたところがドンドン復帰しているらしいが、今度は大丈夫カァなぁ?
今鳴いたカラスがもう笑ったりしてるンじゃあないカァなぁ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/db/659af319bd22d0f9cbc3ec0ae8eaffab.jpg)
続いて、ゴルフ場から来たカラスがいいました。
「イヤー、官僚のトップで忙しいはずなのに、よくあれだけゴルフが出来るなあと思っていたら、あれが仕事だったんだなぁ」
「エ、あれが仕事だったのカァ~?」と純情カラスが尋ねました。
「そうだとも、あそこで日本の次期装備が決まってたのを知らないのカァ~」
「すると、ゴルフのスコアーに合わせて次期兵器の規模や数量をどうすのカァが決まっていたのカァ~」
「もちろんそれだけじゃあないさ。決定的なのは、袖の下だカァらなぁ」
「そんな腹黒いことをしていたのカァ~。おれたちよりもまっ黒じゃぁないカァ~」
「でも、もっと黒い奴が上にいるって話だカァらなぁ」
「しかし、それって闇カァら闇だろう?これがほんとの闇夜のカラスだなぁ」
次は、永田町から来たカラスです。
「何たって、話題が多すぎるカァらなぁ。選挙で負けたオボッチャマンが、もう辞~めたって内閣をほっぽり出したのも今年だろう。小沢とカァいう人がナベツネの口車に乗りそうになったのもつい最近じゃぁないカァ~。
何せ、次カァら次へといろんなことが起こりすぎるカァら、ひとつひとつの事態がちゃんときわめられることなく、カラスの行水で通り過ぎてしまうんだよなぁ」
ワイドショー・カラスもいいました。
「そうだよなぁ、カラスの鳴かぬ日はあっても凶悪事件がない日はないカァらなぁ。それらの背後を見て行くと、無知や貧困、ワーキングプアーなどの格差社会がはっきり見えて来るんだカァらなぁ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/33/d34c3599590f70a50acb119fc925a371.jpg)
カラス一同は暗い話ばかりにうんざり気味です。
そこへ、マリア・カラスがやって来ていいました。
「何よ、みんな暗い話ばっかりで。じゃぁわたしが歌でも唱ってあげるわ」
マリアねえさん、さすがにお歳で、カラスの足跡などが目立ってきました。
でも、往年の美声で『カァルメン』から「ハバネラ」などを唱いました。
♪恋は野のカラス 気まぐれ 気ままよ
呼べど 招けど あちら向くばかり
手管こわもて 何の役に立つとぞ
恋知らぬ人に すりよる恋カラス
おゝ 恋
おゝ 恋
恋はジプシーの子よ
法も理屈もなしよ
すげなくする人に
あたしは焦がれる
でもあたしに思い込まれたらば
ご用心
ご用心しなさいよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/af/911fd2182f3bce894b6f96546d04e3d6.jpg)
それを聴いた純情ガラスがいいました。
「マリアねぇさん、それってちょっと歌詞が違うンじゃぁないカァなぁ?」
「どこがよ~」
「カラスって歌ったところ、ほんとは鳥じゃぁないのカァなぁ?」
「いいのよ、烏も鳥も一本線があるカァないかで大した違いじゃぁないカァら」
「でもそれって偽装じゃぁ・・」
「いいのよ、これっくらい。豚肉やパンくずまで混ぜた牛ミンチや廃鳥を比内鶏に仕立てたのに比べたらおとなしいものよ。さ、次の歌にゆくわよ」
♪カ~ラ~ス~ なぜ鳴くの~
カラスの勝手でしょ~
どうもカラスたちの忘年会は、辛辣な話や他愛もない話を交えて、延々と続くようでした。