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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

【観察】田植えが終わるまで

2010-06-11 00:10:53 | 写真とおしゃべり
 私の部屋から見渡せる田んぼの田植えがやっと終わりました。
 5月半ばにそのための作業が始まってからおよそ一ヶ月です。

  

 5月15日、午前、二面ある田の向こう側で田起こしの作業が始まりました。
 その日の午後、今度はこちら側の田で同様の作業が始まりました。

  

 この二面の田、長年にわたって向こう側は耕作されるのですが、こちら側は休耕田です。
 今年はどうなるのでしょう。
 とりあえず両方の田はこんな具合になりました。

  

 それ以来10日が経ってもなかなか田植えが始まりません。
 26日、近くの苗代のあるところへ見に行ったらこんな具合でした。

  
 
 6月に入り日頃は全く乾ききっているU字溝に地下からポンプで強引に汲み上げた水が流れ始めました。そしてそれは滲みわたるように田に引かれました。
 向こう側の田では早速田植え前の代掻(しろか)きが行われ始めました。
 6月2日のことです。
 こちら側の田は、水を引く気配もありませんし、代掻きもありません。
 やはり、今年も休耕するようです。

    

 それから四日目の日曜日(6日)、この地区の田では一斉に田植えが始まりました。
 向こう側の田でも始まりました。
 小型の田植機ですが、その手前は既に稲が植えられ手いるのが分かるでしょうか。
 田植機の横に見える緑が稲の苗です。

    

 植えられてすぐはこんなに頼りなげです。
 これでほんとうにたわわな米をつけるのでしょうか。

     
 
 それから3日ほど経った日、苗をもって田の中を行き来している人影があります。田植機ではうまく植えられなかったところ、ミスがあったところなどを補修しているのでしょう。

  

 各地で梅雨の話題などが聞かれるようになりました。
 春以来の天候不順も心配されるとのことですが、いいお米がたくさんとれるよう祈りながら、この田を見続けたいと思います。
 下の写真は去年の秋、この田で撮したものです。

  

  

 

コメント
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