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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

小さきものとの遭遇

2010-09-07 02:35:25 | よしなしごと
 小さきものたちとの遭遇が続きます。
 私の汚れを知らぬ天使のような純真な心が(事実とはいえ自分で書くといささか照れる)小さきものたちを呼び寄せるのでしょうか。

        

 昨日ネットの仲間から教えていただいたツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)が今日も水撒きにでた私を迎えてくれました。もう名前も分かってしまった以上旧知の間柄です。
 しばらく戯れていて写真を何枚も撮ったのですが、一五センチほどの距離に近づいても逃げようとしないでポーズをとってくれるのです。おかげで昨日よりきれいに、しかもいろいろなアングルから撮ることができました。
 ただしこの蝶、翅を上にするのではなく、下にしてぶら下がるように止まるのが習性らしく、昨日も今日もそうでした。

     
         
        
            こんなアングルからも撮ってみました

 で、一生懸命蝶を撮っていると、すぐ足下から「どうせ蝶の方がきれいだもんね。俺の方がここには長く棲んでいるのに・・・」という声が聞こえます。
 見ると、前にも撮ったことがある雨蛙が嫉妬の眼差しで見上げています。
 「わかった、わかった、いま撮ってやるから」
 とカメラを向けるとこちらもこちらでポーズをとるのでした。

     

     


 ただしこの雨蛙君、やや大きくはなったものの以前ほど青みがなく、どこか色あせた感じなのです。
 気分を悪くするといけないので本人には言いませんでしたが、やはり、暑い暑いといっても季節の変化は微妙に迫っていて、そのせいだろうと思いました。
 雨蛙君を構っていたら、こんどは褄黒豹紋の方がいなくなりました。
 いままであんなにジッとしていたのです。
 やはり構ってもらえなくなって嫉妬したのでしょうか。
 私の汚れを知らぬ天使のような純真な心が(くどいっ!)少し痛むのでした。

     

 
 空を見上げると、積乱雲はあるもののどこか秋らしい感じもあって、微妙という感じでした。
コメント
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