
かつて、時事川柳をせっせと投稿していた時期があった。
短歌にも時事性の強いものがある。
以下は、4月22日の『朝日歌壇』、佐佐木幸綱・選によるものである。
同僚は白いベールの向こう側退職決めて景色は歪む
(大洲市 村上 明美)
ふくしまの何に寄り添う寄り添わぬもとの生業返してほしい
(二本松市 安田 政幸)
グランドに重機の重き音響く津波被災の色無き校舎
(南相馬市 深町 一夫)
値段かと1.998の案を見る希望を語る年度初めに
(弘前市 今井 孚)
例外で武器輸出する永田町違憲の人が違憲の行為
(小浜市 津田 甫子)
嘘という種には嘘の花が咲く原発事故はぺてんの如し
(三郷市 岡崎 正宏)
原発の事故はなかったことにするそんな動きがじわりと見えて
(坂戸市 山崎 波浪)