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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

8月6日 ちょっと政治的な二題

2022-08-06 17:07:41 | 社会評論

 
 1959年か60年の原水協(原水爆禁止日本協議会)の全国大会で広島に行った際、当時の革新系は「アメリカの原爆はやばいが、ソ連の原爆はキレイ」というへんてこな論理でアメリカのみを非難する方向に傾いていた。それは違うだろうと学生中心の全国の有志で広島市内を「あらゆる原爆に反対!」と叫んでデモをした。機動隊にボコボコにされ、革新系からはアメリカCIAの手先と非難されたが、もちろん私はアメリカの手先でもスターリニストの手先でもなかった。

 当時の社会党や総評系が、「あらゆる原爆に反対」をやっと掲げ、原水協を脱退し、原水禁(原水爆禁止日本国民会議)を結成したのはそれから数年後だった。
毎年、8月6日になるとその折の思い出が頭をよぎる。原爆ドームの近く、太田川にかかる相生橋の上をデモで通った思い出・・・・。

  

 沖縄県知事選に自民党から立候補を表明している佐喜眞 淳、Wiki に載せられた旧統一教会との関連は以下に及ぶ。

■2014年2月14日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の日刊紙「ワシントン・タイムズ」のトーマス・マクデビット会長と宜野湾市役所で面会。普天間基地移設問題について語り合った。
■2016年2月23日、世界日報社の情報サイト「ビューポイント」の単独インタビューに応じ、普天間飛行場の名護市辺野古移設の完了時期が予定より2年延びることについて、「残念でならない。市民の立場からすれば怒り心頭だと思う」と述べた。インタビュー記事は2日後の2月25日に配信された。
■2017年3月26日、統一教会の関連組織「平和大使協議会」は宜野湾市で「日韓トンネル推進沖縄県民会議」の結成大会を開催。同大会に沖縄県議会議員らとともに出席した。
■2019年9月末、市議会の保守系会派「絆クラブ」の4人の市議らと台湾に渡航し、「平和大使協議会」を視察した。9月29日には、桃園市で開かれた統一教会の合同結婚式に参加。既婚の信者カップルを集めた「既成祝福式」に来賓として参加し、ステージ上で「素晴らしいです。私も非常に感動しております」と述べた。
■2020年2月3日から5日にかけて、統一教会の関連組織「天宙平和連合」は韓国高陽市のキンテックスで「ワールドサミット2020」を開催。佐喜眞は韓国に渡航し、同イベントに参加した。
■2021年1月8日、統一教会の関連組織「沖縄県平和大使協議会」が新春の青年フォーラムを開催。同フォーラムで、元知事の仲井真弘多とともに講演を行った。
 
 文中暗紅色で表示したのは、すべて旧統一教会関連、というよりその組織そのもの


【その評価】これだけ揃ったら、その内容からしても、単に関係があったというより、旧統一教会のコアなメンバー、ないしはその組織者クラスと言えるのではないだろうか。
 私の大好きなあの沖縄を、むざむざ、旧統一教会の餌食にしてはならない。


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