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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

三年間、全く一緒って・・・・。付:散歩道から

2020-10-29 01:40:43 | 写真とおしゃべり

 先般の健康診断の結果を聞きに行きつけのクリニックへゆく。
 結果は、コレストロールがやや多いが、これは善玉の方だから問題ない。さらに、貧血症状がみられるがこれも大したことはないとのこと。

         
 じつは、この結果はこの3年間、判で押したようにまったく一緒なのだ。で、健康状態は安定してるということで安心できるかというと、そうばかりではない。
 どういうことかというと、こんなに安定して健康が保たれていること自体が不思議なのだ。というか、そんなことはありえないのだ。

   
 傘寿をすぎることふたとせという老齢もさることながら、睡眠は不規則で熟睡は少なく、酒類は休肝日なんてどこの話という毎日皆勤、運動ときたら一週間ほとんど家にこもりっきりということもザラ、日に数度の二階との往復のみといった暮らしぶりなのだ。

       
 どう考えたって、これで健康なはずがないのだ。にもかかわらず、数値には全く異常は出てこない。ということは、休火山のその潜伏ぶりがあまりにも穏やかで、なんの兆候もデータには出ないにもかかわらず、ある日突、然爆発的な噴火をするような、そんな状態ではなかろうかと思えるのだ。

 

 まあ、この歳になれば、それもじゅうぶんあり得ることで、その可能性を心得た上で、これまでの生活を続けようと思っている。変に怯んで、これまでの生活習慣を変えようものなら、私が私でなくなってしまう。私と世界とのバランスが崩れてしまうのだ。

        
 そんな、ある意味身勝手なことを考えながら、クリニックの帰りを少しばかり遠回りして散歩に当てた。秋の深まりとともに日の落ちるのが早くなった。
 夕ざれた変哲のない道を辿っていたら、突然、忘却の彼方から、この間ほとんど耳にしたことがない歌が思い浮かんできた。

          
 「あの町この町」詞:野口雨情 曲:中山晋平がそれだ。
 歌詞の日本語とメロディの見事な調和、そして、そこに醸し出されるそこはかとない哀愁。かつての子どもたちは、こんな美しく豊かな世界を、自分たちの周りにもっていたのだ。
 https://www.youtube.com/watch?v=GE8a3vH44uI


 受診結果表の他の写真は帰途に撮ったもの 白い花は「お茶の花」

 

 

 


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3 コメント

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熟睡できない理由 (文科系)
2020-10-29 17:36:36
 標記のことは、間違いなく酒が原因。現象としてこんなことがあるでしょ?
①多く飲んだ日は、数時間ちょっとで目覚めて、それからなかなか寝られない。寝られても熟睡できない。
②寝られないと酒を飲む。するとなお寝られない。酒飲みが寝られない時、寝酒やっても寝られないということ。
③飲んで数時間で目が覚めた時は、びっしょり汗をかいているはず。これは典型的な禁断症状の一つ。

 僕は、若い頃からの友人二人の大酒飲みを亡くしています。一人は食道癌で60前に、今一人は肝硬変から肝がんで70半ば前に。貴方の場合は多分、寝られるためには禁酒しか手はありません。余分なことを言いましたが、僕も酒飲みで、彼ら二人をみて、自分をみてと、色々やってきたから、分かるのです。
 ただしまー、このまま早めに死んでいくのも人生。

 

 
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私の場合 (六文銭)
2020-11-02 01:11:40
>文科系さま
 いろいろご心配の上、アドヴァイスなど痛み入ります。
 ただし、私の場合、飲む量は一定量に定め、それ以上飲むことはありませんから、若い頃はいざしらず、ここ10年以上は、いわゆる酩酊状況になったことはありません。
 また、数年前に、一週間程度の入院を2〜3度繰り返したのですが、その折は当然のこととして一滴も飲まず、それに対してなんの痛痒も感じませんでしたので、依存症もありません。
 ですから目覚めた折、汗をかいた経験もほとんどありません。

 そうした事実に鑑み、禁酒をするつもりは全くありません。もちろん、量の調整はこれまでしてきたように、年齢とともに少なくするようにしています。

 ある程度の飲酒は、私を活性化します。毎回のブログも、こうしたコメントも、飲酒をしたあと、寝る前に書いています。

 むしろ、内臓への負担を心配しているのですが、上の記事に書きましたように、それらしき影響は何ら出てこないのでそれが不気味なのです。

 ただし、私の生活状況は、私のありようそのものですから、その結果がどのように降りかかろうとも、甘んじて受けるつもりでいます。

 ご教示、ありがとうございました。
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依存症・・ (文科系)
2020-11-02 14:32:42
 これらは必ずしも依存症の証ではないと思います。「酩酊状態」、入院時禁酒の「痛痒」。つまり、これらがなくとも依存症の人は居る。他方、飲んでも普通に仕事が出来るから依存症でないということにもならないと思います。ちなみに、「飲むと活性化する」は本当。血管も拡張しますから、脳が活性化する人も居る。
 ただし、これらは、依存症を防ぐとは思いますね。「飲む量は一定量に定め」、「年齢とともに少なくするように」・・。今の一定量って、どれほどですか? 「内臓への負担を心配」って、肝臓のこと? 雑談的に、余分なことを聞きました。捨て置いて下さってもいいです。

 水田先生の写真、ありがとう。久しぶりに見て、「こんな顔になったんだ!」。でも、頭ははっきりしてらっしゃるようですね。これはなんか、嬉しかったです。
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