10尾いた金魚の内、8尾を何ものかに襲われ失った私、2~3日はがっくりし、天を恨んで過ごしましたが、若さ(?)に任せて素早く立ち直り、反撃的防御の姿勢を取るべく、体制を整えました。
居酒屋をやっている折、右翼に殴り込まれても、ヤクザに胸元を掴まれても、怯えることなく(ほんとうは怖かった)耐えてきた私が、これしきのことに屈することはできないのです。
襲った「何ものか」の特定は不可能ですが、カラスなどの鳥類、ないしは猫の可能性が大です。また、襲われた時間帯は、朝寝坊の私が、まだ、白河夜船の早朝と考えられます。
したがって、それらを対象に、その時間帯に防御をすればいいのです。
まずは、最近まで実っていた桜桃の鳥除けに効果があったCDを金魚たちの棲家の上に吊り下げました。この、アト・ランダムな光の跳梁は、鳥類のみならず、猫にも効果があるやもしれません。それとも猫は、その動きにじゃれ付きに来るでしょうか。
それから、夜間、早朝の対策です。これは金魚たちの棲家に物理的に蓋をしてしまうということです。しかしです。朝が来て、その陽光が訪れるのに、暗黒のうちに閉じ込めるのはやはり酷とのいえます。
そこで、網戸の補修用にとってある金網を用い、若干暗くはなるものの、通気性もあるカバーを作りました。これを夕刻以後の最終チェックの折に被せることにしました。
それだけの準備をしてから、新たに10尾を求め、それを放ちました。
襲撃で残された2尾は、その衝撃が大きかったのかめったに水面には姿を表さなかったのですが、新参のものたちはその悲惨な歴史を知らないため、縦横に泳ぎ回っています。
彼らを守り通し、その成長を見届けることができるかどうか、それが晩年の私のチャレンジです。
それから3日目、金魚たちの華やぎを、以下の動画でご覧ください。
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