まあ、早い話が、最近どんなものを食べたかの話である。自己流の調理オンパレードだ。
最初は前日の夕食で残ったイワシフライをラーメンに設えた。生臭いのではと躊躇したが杞憂に終わり、けっこううまい。合わせる野菜を白菜にしたのも効果的で、ちょっと類のないラーメンとなった。
なにか漬物類を常備しておかないと落ち着かない。この紅白は赤かぶ漬けと聖護院大根の甘酢漬け。
こんなふうに、昼食などと合わせる。この日はピラフと味噌汁。これだけでは寂しいので、漬物が彩りを添える。
なんだか、味噌ラーメンを食べたくなった日に・・・・。
これはある日の夕餉。メインは白菜と豚バラ、豆腐のあっさり煮。左上はわけぎのヌタ。手前は前日の残り物盛り合わせ。
白カブの漬物を作った。目分量の塩加減がピタリと決まる満足感。だいたいにおいて減塩気味だ。
正月前、おせちにしたかったのが手に入らず、断念した金柑が農協の売り場に。すかさずゲット。シロップ煮にしてリベンジ達成。このほろ苦さがたまらないんだなぁ。
最近の夕餉から。一見豪華そうだが、左三品は前に作ったものの作り置き。時計回りに乾燥大根のハリハリ漬け、金柑のシロップ煮(おせちで金柑が入手できなかったのでリベンジ)、白カブ漬け。右側が昨夕の調理。サラダ(野菜&春雨&ハム)、トリ笹身ぶつ切りソティ(オイスターソース主体の味付け)、人参・玉ネギ・アゲのカレー煮(昔風にメリケン粉でとろみをつけた)。
最後は最近の買い物から。朝刊の折込チラシで、1,000円以上お買い物の方に卵10個入り1パック128円と近くのスーパー。寒風のなか、足腰も考え自転車で。行きは伊吹おろしに背を押されスイスイ。帰りは自転車が遅々として進まない地獄。それでも目的は達成。手前のじゃが芋小ぶりだが30個ほど入って198円。奥の土付き蓮根は256円。もちろん卵は128円。これぞ、生活者の眼差し。
ブログという物を(いくら友人らに頼まれて参加し,彼らが書けなくなったので一人で書いてきたのを)自分で書きながら時に「何でこんなエネルギーを?」と、一種の「嫌悪」さえ生じることもある僕でも、こういう物、お人に出会うと元気が出る。僕にとっては、そういった記事だった。
最初のラーメンからして、分かる! 鰯のフライは美味い。冷えたら生臭い。これをラーメンに入れた。見事だと思う。僕は期せずして今日、作り置きの特性野菜スープに、餅一つと、豚ロース4切れ「ソテー」とを入れて夕食にしたが、赤カブや聖護院あまづ漬けならぬ、連れ合いが庭の実で作った柚大根小鉢を脇に添えた。
ワケギのぬたも,白かぶ漬けも僕の好物、とても美味しそうだ。というように、いつでも食べれられるように特に多く美味そうな漬物が用意してあるのが凄い。日本人の冬の知恵の総集編みたいと感じた。
料理は日常生活を自分なりにアレンジする手立てですが、それなりに楽しいものです。
もっとも私の場合、限られた年金生活のなかで、どれだけの豊かさを享楽しうるかという実利的な面もあるのですが。
実利的といっても「防衛」ではなく、限られた戦力を駆使して、いつもアグレッシヴでいたいものです。
あ、これって、岸田のいう先制攻撃能力とは関わりがありませんので、念の為。
それと、シーズンでたくさん採れすぎた野菜。この点は,あなたの最大得意分野のようだ。これで漬物を作りおいている? ご立派と言うよりも、人生最大の楽しみの一つを具有した、楽しい目利きです。料理を(僕の場合はお茶も)あれこれ考えるのは楽しいです。
僕の連れ合いは下手ではないけど,舌がちょっとというのと、手抜きをするのとで、普段の食事も半分は僕が作った上に、肝心な時は特に僕が出ます。肉,魚を焼くときとか、ハマグリの吸い物など高価な食材を使うとき。
珍しい美味いもののことなど、また読ませてください。