今年は湿気がすごくて、うちの事務所はカビが強烈に普及してます。
今までは社長室と応接室と私の更衣室くらいだったのですが(詳しくは「カビが生えた」にあります)、今年はそれが普段居る事務室にも蔓延っています。
社長室のソファーは時々点検して、カビっぽくなると拭いているのですが、とてもとても追いつけない勢いです。それどころか最近はこの普段座っているイスの背もたれもどうやらカビっぽいのです。(カビっぽいと言うか、実際にカビが生えています。)
上司BRさんのPCを持ち歩くケースも表全面にカビが生えました。
会社の人達もこの事務所に入る度に「カビくせっ」と言っております。(毎日半日居る私はあまり臭いは感じないのですが)
営業Aさんがとうとう「このままだと人体に影響がある」んじゃないかと言い出して、今日は朝から、開けられる扉と窓を全て開ける事にしました。(ここの所エアコンの効きも悪くて、ほとんど窓を開けないまま過ごしていました。)
そしてしばらく後
「ほぉーら、sakeさん、だいぶカビ臭いのは無くなったよ」
「そうですか~やっぱり窓を開けると違いますね~^o^」
「全く、この事務所ダメだよなぁ」
あ・・・
そう言えば、しばらく応接室の点検を怠っていた私。
いや、実は久しぶりに先々週くらいに開けてみたら、ソファーが真っ白になっていたので、一目見るなり慌てて、扉を閉めて何も無かったかのように放置してしまったっけ。。。
「営業Aさん、あの応接室どうなってると思います・・・?」(と言ってみた)
私と営業Aさんは恐る恐る応接室のドアを開けた。そして真っ白なソファーを眺めて、再び唖然する私。
営業Aさんはその部屋に入るなり、「うえ!臭っ」とすぐに出てきた。「sakeさん、入ってごらんよ」と言うので、ぼーっと入った。やはりちょっとカビ臭いようだ。(営業Aさんほどのリアクションにならないのは、イマイチ鼻が悪いのだろうか)
だが、営業Aさんは諦めずにソファーを拭こうと言うので、二人でソファーを拭いた。一人ではとてもとてもする気になれない事だが、二人なら大丈夫だった。余りにもカビ菌がウヨウヨいそうなので、Aさんはタオルをマスク代わりに口元に巻いた。
「あ、Aさん、マスクもありますよ。」
「あ、大丈夫、大丈夫。」
私はいつかこうして社長室と応接室のソファーを拭く日が来ると思って、あの8月16日から毎日マスクを持ち歩いていたのだった。持ち歩いていたわりには今まで一度も開かずの応接室のソファーを拭こうとしなかった辺りが他力本願の私らしいのである。
そして、どうにかこうにかソファーも拭き終わった。裏側は目も当てられないほどすごかった。営業Aさんは「これは人体に悪い悪い」と何度も繰り返していた。
この事務所に毎日8時間拘束されている自分の肺機能は大丈夫なのだろうか。。。ふと心配になるが、もう考えてもどうしようもないので、止める。
それでも見た目は雑巾で拭いてきれいになった。これからこそは応接室週に一度点検するのを忘れないようにする事を誓います。
どこかきれいな所で深呼吸がしたいです。