きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

マグマがグツグツ

2007-06-16 | 前の会社
5時に近づいて即効帰る気分で居たところに、またYさんから電話があった。
(この瞬間、イヤな予感が走り、私はしばらく受話器を取らずに電話をみつめていたが観念して受話器を上げた)

「sakeさん、何時に帰るんだっけ?」
「5時ですよ。」
「じゃぁもう間に合わないかぁ~領収書がまたたまっちゃったんだ。」
「そうですねぇ。」
「じゃぁ、いいや。オレ帰ってから領収書を出しておくから。それからKさんの請求も出したいんだけど、今まで経費がどのくらい掛かっているか知りたいんだ。」
「それなら、工事台帳にもう全て記してありますよ。」
「そうか、分かった分かった。」

今から思うと、ここからが私のお人よしな所であるが、Yさんがすぐに資料が見れるように工事台帳のコピーを取って置いてあげようと思ったのである。

そうしている間にYさんは帰ってきてしまったのだ。
Yさんは私が居るのを見るや否や、またまた領収書を清算したいと思ってしまったようだ。

それも彼の場合は、細かい領収書を溜め込むから一つ一つのレシートの合計を出すのが容易ではなかった。
しかもどこの経費だか何もまだ記載されていない。
つまりこのままでは処理ができないのだ。

それでもYさんは私が居るのをいいことに、「明日無いと困るから、レシートを合計してお金を先にくれ」の一点張りであった。つまり私はもう金輪際やりたくないはずの、「領収書が処理できないうちに金だけ彼に渡す」と言う行為にまた手を染めてしまったのである。(この時点で5時半。。30分の無給残業である)

用が済むと彼はサッサと事務所を立ち去ろうとし、「あれ?!Yさん!領収書は持って帰るの?」と尋ねると、「(今日家でやって)明日は置いておく」、と言う話であった。


なのに、彼は今日領収書を持ってきたであろうか。
答えはノン!である。
彼を悪くは思いたくないが、「また、してやられた」とでも言いたくなる。

本当に納得いかない。
私は5時キッカシに逃げるように帰っても良かったのだ。何故そうしなかったんだろう。
そうした挙句に金を出すハメになあって、バカバカバカ!

そしてそして、今日領収書を持ってこない奴にも腹が立つ。
人を無償で残業させておいて、お前は何故、たかが領収書を片付けない?
その領収書なんざ10分もあれば処理ができるはずだ。
夜中に一人でも家でやれよ!!!

と、私は言いたい。

くそぉ、人によかれと思ってした事で自分がイライラするハメになるとは、本当に不条理だ。
彼はこの2~3日でその領収書の一部を無くしたらどうするつもりなんだろう。
私はどうすればいいのだろう。


腹立ち紛れに私はボヤく。
過去もあわせて振り返ると、机の上が乱雑な男は、私生活や結婚生活が乱れる傾向にあるように思う。

机の上が乱雑→自分に甘い→相手にもなぁなぁ→約束の時間や金に甘い
→女にも「わりぃわりぃ」でごまかしがち→イイ女はやがて去っていく
→ついては女性関係が安定せず、私生活も乱れがち

きっとそうに違いない。

K女史曰く、「たまに切れないと図に乗りますよ」と言う話であった。
もう火山のマグマはグツグツ言っている。
爆発するのは、もはや時間の問題であろう。

顔は笑っているが、内心は怒っているのだぞ。

その家その家

2007-06-16 | 息子keke
昨日、kekeがお風呂に入っている間にまたパソコンを借りた。

そしたら、kekeの友達からメッセンジャーで話しかけられてしまって、悪いけどシカトした。
(この前、こんばんは~と言われて「kekeの母です(ホント)。」「kekeは今寝ているので起こしてきましょうか。」と返事したら、あとでうんとkekeに怒られてしまったからだ。)

それから、kekeはお風呂から上がってきて「××クンがこんばんは~って言ってるよ」と言うと、喜んでパソコンの前に行った。
やがて、kekeはゴボウのきんぴらと、冷奴もパソコンに持ちこんで食べながらメッセで会話を楽しんでいる模様である。

お行儀は悪いけど、気持は分かる・・・。
それにしても楽しそうな顔だこと。
私も前の会社でよくブログやメールを書いていると「なんでそんなに楽しそうなの?」と言われていたが、親子で似ているのだろうか。


お行儀悪いで思い出したけれど、kekeの中学→高校と同じ学校に通っているお友達(女の子)が部活とバイトをしているらしい。
うちの高校はバイト禁止の高校だ。どうしても事情がある場合だけ学校の許可を得て、バイトをしてもいい事になっている。(ところが、実際には学校の許可を得てバイトをやっている学生は居ないそうだ。)

私はkekeには「学校に申し込みを出せないならバイトはするな!」と言った。我が家は届出一つ出せばいい話。ルールはルールだと思ったからだ。

だから無許可でバイトをしている子と言うのは、親にも学校にもナイショでこっそりしているものかと思っていたが、親も届出を出してないと分かっててバイトを許可しているのだと知った。
うちではあり得ないと思い一瞬驚いたが、その親子親子でアウンの呼吸みたいなものがあるのだろう。私も子供がkekeじゃなくて、女の子だったらそう言う考えになったかもしれない。
 
言い訳がましいような気もするけれど、その家の親子の常識や呼吸と言うものはある程度までは許されるような気がするのだ。
(その「ある程度」と言うラインがなかなか難しかったりするのだが。)

昨日、会社の隣のマンションで、小学生が玄関の前で「お母さん開けてよ~~」とずっと泣いていた。
K女史は「あの子昔からそうなの。お母さん家に居ないんじゃない?」と言っていた。
私は初めてだったからとても気になったが、K女史がそう言うのならそうなのだろう。。。
お母さんが本当に居ないのか、居てもわざと家に入れないのか、どちらなのだろう。

やがて30分くらいすると泣き声はおさまった。
お母さんは居たのか居なかったのか、それとも帰って来たのか。
その家その家とは思いながらも、やはり気になるのであった。