きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

だって母子家庭じゃない

2009-04-24 | 母子家庭だから思うこと
kekeとTVを見ていたら、太田総理の番組で東ちづるが出てきて「子育てを夫婦二人でしたいと思い、旦那にも1年の育児休暇を必須としたいです!」と言うような公約を掲げていたので、「バカか。」とkekeに言った。

「夫婦で子育てなんてしてるうちに韓国だの中国だのに技術も経済も抜かされて、日本はダメになるよ。バカだねぇ、だいたい子育てより外で働く方がよっぽど大変なのさ。だから女はダメだって言われるんだ。」

kekeは私が悪口を言うのがキライなので、TVの肩を持つ。
だから、私は続けて言う。

「私は子育てもしたし外でも働いてきた。だから分かるんだ。外で働く方がずっと大変なんだよ。子育てが大変大変なんて言ってるのは、養われているのが当たり前で自分では稼がなくて済んでいる人の言う事なんだ。稼ぐ事は大変なことなんだよ。」
「sakeの仕事は口で言うほど大変じゃないと思うけど。」
「そう、私はそんなに大変じゃないね。だから給料もうんと安い。だから節約も仕事のうちさ。」

すると東ちづるを初めとする主婦軍団が円グラフを持ってきた。
その円グラフは一日の行動スケジュールで6時半から起きて寝るまでいかに子育てと家事が大変か、と言う事が書かれていた。

「なぁに言ってるんだよ。私なんて6時に起きて弁当から作って、帰ってきてから買い物・料理して夕飯食べるのが8時半でそれから風呂に入るだろ?その上たまには洗濯もしてるんだぜ、ここのおかあちゃんはどんだけエライんだろう。」
「sakeはそんなに家事してないよ?」
「なら、この人たちも円グラフで適当に手を抜けばいいだけじゃん。こんなにもやってますって偉そうな態度が気に入らないんだよ。世の中はもっともっと働いている人は当たり前に大勢いるのに。だいたいねぇ介護ならともかく、自分が好きに産んだ子供だろが。」(下記※1)

kekeに「むかつくから他の番組に変えるよ」と言ってチャンネルを変えると今度は母子家庭の現状と言う番組だった。(NHK)
今の母子家庭の収入状況、私立高で奨学金を借りているため短大入試をあきらめた娘の話(これ以上借りても返せないだろうと言う思いから。)、小学生の子供にリコーダーを買ってやりたいが2000円が高いので、上の子の笛を代わりに持たせたところ、その子だけ他の子と音色が違ってしまうという話。

私立高に通うのに都道府県から負担金が出ていたが、これを失くそうとしている都道府県が最近あると言う。
「うち、これもらってたんだよ。」
「知ってる。」
「書類をkekeに持ってきてもらってたからね。あって助かったよ。あとこれこれ、給食費も掛からなかった。修学旅行も。これは助かったなぁ。今思えば。これからはこう言うのが減らされると大変だなぁ。」

ある母子家庭の支出明細が写しだされる。
「どれどれ・・・・食費6万5千円?子供二人とお母さんだろ?ちょっと掛かりすぎてねぇか?」
「きっと朝ごはん食べてるんだよ。うち食べてないもん。」
「そうか。」
「うちはビンボウなんだよ。」

テロップで新聞もとれなくなりました、と出てきたので、「新聞とらないなんて、当たり前じゃんねー。」とkekeと顔を見合わせると、kekeは「だからうちはビンボウなんだよ」と連呼する。そして生きててもしょうがないしょうがない、と言い出した。

「そんな事言うけどねぇ、kekeはお金持ちになって一体何がしたいのさ?」と私が言うと、kekeは「お菓子がたくさん食べたい。」と言う。

「お菓子ぐらい食べればいいじゃん?」
「sakeは買ってこない。」
「たまに買って来てるよ。」と言うと、kekeはブルボンのバームロールと言う菓子を指差した。


「自分で買ったこれ、もったいないから一日1本か2本って決めてる。ほんとは10本ぐらい食べたいけどなくなっちゃうから。」
「いや、別にそれぐらいいいと思うけど。。。」
「うちがビンボウだから。」
「そこまでしなくても。」
「いや、食べてももったいなかったって後悔する。そう言う自分がイヤになる。」
「はぁ。・・・でもお菓子でシアワセになれるのなら、そんなに死にたがらなくてもやがてシアワセになれるような気がするんだけど。。。。たぶん。」

kekeにバレンタインの時、普段食べないようなチョコにしようとマリーズというブランドのチョコ(3個入り)を買ってきたが、kekeはもったいなくてまだ一つも食べていない。私は一つだけ食べてみて、すごくおいしかったが、同じくもったいないので、後の二つは食べていない。

そんななんですよ、うち。
来年のバレンタインは、セブンイレブンのピーナツチョコと、きのこの山と、ブルボンのバームロールを大量に買って、二人で山分けしようと思います。

4月から水道料金の免除もなくなったので、今日からビール止めたわ、と言うと、kekeに「それは3日坊主でしょ」と言われておしまい。

でも、結構マジですから。(今度こそ?!)
バームロール買ってきますよ。
LG21ヨーグルトといっしょに。。。。


※1
先に登場した主婦軍団さんたちの気持も分からないではない。かつて自分もそう言う気持があったから。でも、もう少し長く生きて周りを見渡してみると、普通の子育てだけだったら、そんなに大変ではない当たり前のことなのだと分かるだろう。
これにプラス、子供の大病やケガ、自分の病気、親の介護、旦那がおかしくなるとか別れるとか、そんなもろもろが重なるからこそ、大変になるのだ。
たかが健常児の子育てぐらいだけを取り上げTVで大変大変の大合唱を私はどうだろう?と思わずにはいられない。

なくても平気

2009-04-24 | 私の倹約術
前のブログで「こんなんで何万も払っている人の気がしれない。」と書いてみたら、だんだん腹が立ってきた。

社員の携帯代を何万も会社で払ってる。
ガソリンもお構いなしに配ってる。
そんなコトやってるから、利益が残らない。
ボーナスもない。

私は会社の携帯も使ってないし、ガソリンもとうに使ってない。
なのにあの人達が平気で何番組も契約したり着うたフルだか何だかやって無駄遣いしてくれるお陰で私のボーナスもない。

携帯を持ち歩いている人は、番組が当たり前。
ゲームするのが当たり前。
歌のダウンロードが当たり前。
それで金がないないと言っている。
 
そもそも携帯って、そんなになければならないものだろうか。
ちょっと不便か荷物がかさばるぐらいじゃないか。

たしかにデジカメとウォークマンとアドレス帳を一緒に鞄に入れるのはかったるいけれど、私は必要なら平気。
自転車でカッパもかったるいけど、(冬は寒いけど)平気。
時々しみて濡れるから天気には用心するけど。
 
別に平気。
携帯なんて本当に必要なのは電話だけ。
百歩譲ってメール。(電話すればいいじゃんって感じだけど)

次の携帯、メールできないけどいいか。
電話の受信だけで、あとは公衆電話から。

むかついてきたから、制服のクリーニング代自分で払うつもりだったけど、やっぱり会社に請求しよう。

kekeと携帯

2009-04-24 | 息子keke
kekeは昨日はさすがに疲れているようだった。
一昨日とその前の日は、夕食のあとまたブツブツ言っていた。
単位は取れないかもしれないとか、帰ってくると疲れて勉強できないとか、そんなこと。

昨日は文句も言えないくらい疲れていたか眠かったようだ。
今日は金曜。
たぶん帰りが早い日だ。
明日、明後日休み。
日曜はバイト。

kekeは入学した頃、携帯会社を回ってパンフレットをもらってきてた。
大学に入ったらプリペイドでは無くて、普通の携帯に替える予定だった。
「携帯、替えないの?」と訊くと、もういいと言う。

理由:うちはビンボウだから。

「大学の友達と話題合わなくなるんじゃないの?」
「それは今に始まったことじゃない。」

高校の時から既に携帯ゲームの話題には入っていけなかった。。。。
そか。


秀クンが明細を見て「昇給ないじゃんー」と言う。

「そうなんですよ。誰も何も言わないんだもの。社長も忘れてるのかも。」
「自分達、関係ないからじゃないの?」
「今、そう言う相談を社長にできる人居ないんだもん。」

そうなのよねぇ。

今年はボーナスぐらいは出ないかなぁ。。。
夏はダメでも、冬ぐらいは出ないかなぁ。


ふぅ。お金ほしいよぉ。。。


kekeに「このプリペイドあと1年しか使えないの」と言うと、「え!」と言う。
ホームページも見に行ったけど、新しい機種が自腹で払わなきゃいけないのかどうかは、書いてない。

バカみたいだな、携帯なんて。
こんなんで何万も払っている人の気がしれない。

そんなものより、ネギトロ巻きだよ。うちは。