きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

この世の課題

2012-12-08 | 健康とか病院とか
今日は婦人科に行った。
前回婦人科を尋ねた時に「半年経ったらまたいらっしゃい」と言われると、何となく無視できないのが今の私であった。ついでに乳がん検診もすることにした。

最近届く喪中はがきを見ると、つい年齢をみてしまう。
昔は祖父母の喪中ハガキだったのが、いつしか父母となり、今年は初めて兄が、と言う喪中ハガキが届いた。(何だかショック。。。)

K女史のお母様は50半ばで亡くなったそうである。元義父も50代半ばである。
中村勘三郎さんも57だと言う。
57となると、あと10年ではないか、と私は思う。

あと10年!
こう思った時、トンカチでガンと叩かれたような衝撃を受ける。

この世に未練は無いなどと言いながらも、あと10年と思うと、急に命が惜しくなってくるから不思議である。
そして、まだ「いいのいいの、その時が来るまでドンと構えましょ」みたいな太い神経は持ち合わせていない。

あぁ、せつない。


そんな中で、検診と言うのはハードルが高くなった。
何か見つかったらどうしようと朝からドキドキしてしまう。
子宮がんは行ってれば発見が早ければどうにかなるんじゃないか?なんて(素人なりに)勝手に思っているけれど、乳がんは重みがある。

って言うか、そう言う事を考えるストレスで今にも細胞がジワジワ異変を起こしそうな気がする。
そして、気がかりなのは、私の今後の課題。

課題と言うのは、この世に生まれて死ぬまでに学ぶべき「課題」である。
人にはそれぞれ「課題」と言うものがあって、死ぬまでに「ここまでは経験しましょう」と言う課題を持って生まれてきたのではないか?と(これも素人なりに)勝手に考えている。

そして、私はその「課題」をなんせ優秀だから(←皮肉)、どんどんどんどん早く終わらせてしまっているような気がするのだ。

子供も育ったし、離婚もしたし、1人で生きてく覚悟も身につけたし、最近では周りに感謝もしてるし、あと何が残っているのだろう、私をギャフンと言わせるには次は「病気」辺りじゃねーかなんて思ってしまうのです。

60とか、65ぐらいの人に「どう思って毎日過していますか?」と私は訊きたい。
そのぐらいの年になると、自分と同じぐらいの芸能人や友達が一人二人とあの世に行くのである。
それに対する意識はこれどころでは済まないはずである。
そこにはある種の腹の括り方があるはずだ。
それとも、その年になっても、検診とは怖いものなのだろうか。

せめて、毎日睡眠を多めに取って、家に帰ってからは好きなことをしよう。
食事や運動法までは気は回らない。けれど、それも長生きの秘訣になるかもしれない。
自分で試してみようと思う。