月曜の朝、社員の机の脇にそれぞれお歳暮が2箱づつ分けられていた。
ちなみに私の所にはビール(小箱)と油があった。
Aさんは「あの箱は日曜日に社長が分けたらしい、土曜はなかったし、日曜の夕方会社に行った時にはもう置いてあった。」と言う。
「どうして誰も居ない時に1人でわざわざ分けるのか?」と言うのがAさんの持論である。
「社員の前では分けにくいんでしょうねぇ。」
「みんなで分けろよって一言で済むのに。」
「社員に全部あげるのはもったいないからではないでしょうかねぇ」と私は言う。
オレは考えたくない、とAさんは言い、あの人が残りのお歳暮を自分の車まで1人でエッチラオッチラ運んでいるのかなぁ、何往復もして。と言う。
「きっとそうなんでしょうねぇ。」と私も言う。
そのような会話を半年に1度している訳だが、今年は「しかも中身はろくに見てない」と言うので、「そうですか?」と言うと、「オレのは何だったと思う?」と言うので、何でしょう?と答えると、「飲む酢。」と言う。
飲む酢!!私はこう叫び、それはありません、それと知ってたら社長は誰の所にも置きません、それは中身を知らなかったんですよ!
何故なら前回、それがどこにも置かれずそこらに転がっていたから・・・と言おうとしたが、「オレもそれと分かって置いたのでは無い事は分かってる」とAさんは言う。「外箱をみたけど、飲む酢とはどこにも書いてなかった。」
「たぶん、ワインか何かだと勘違いしたんですね。」
「そうだよ、重さでそう思ったんだ。オレも箱を持ってビンぽいなと思って振ったら、ビンの他にカサカサ小さい音がしてね。」
「それは何だったんですか?」
「何だろうと思ったら、飲む酢をつぐオチョコ。」
そして二人でそりゃないよね、アハハハと笑った。
いや、せっかく選んでくれたものに笑ってはいけない。
私はつい先日社長に「お歳暮を持って行きたいから買ってきてくれ」と言われて、社長のキャラクターを考慮して、わざわざ車を飛ばして老舗の有名百貨店まで行って、お歳暮を買ったのである。
その時(自分自身はお歳暮を買わないので)、ああでもない、こうでもないと、迷いに迷った挙句、またまた社長のブランド好きを十二分に考慮して、それから相手がお年寄りなので歯が無くても食べれる某有名ホテルのスープセットにしたのだった。。。
そしてその時、「そうか会社に来るお歳暮の一つ一つも、配る人はみんなこうして真剣に悩んで迷って選んだ究極の1品だったのだ、それに文句を言うとは何たることよ」と心に誓い、以前お歳暮に毎年届く鉢植えについてブログでケチをつけたことをとても反省した。
・・・反省したはずだが、またまたついうっかりアハハと笑ってしまった。
でも、アレに関して言うと、やはり好き好きがあるので、この手の贈り物には果たしていったいどうなのであろうか、とこればかりは考える。
そして今年もシクラメンが届いたが、まめに水をあげているので、こちらはまだきれいに花を保っているのだ。
ちなみに私の所にはビール(小箱)と油があった。
Aさんは「あの箱は日曜日に社長が分けたらしい、土曜はなかったし、日曜の夕方会社に行った時にはもう置いてあった。」と言う。
「どうして誰も居ない時に1人でわざわざ分けるのか?」と言うのがAさんの持論である。
「社員の前では分けにくいんでしょうねぇ。」
「みんなで分けろよって一言で済むのに。」
「社員に全部あげるのはもったいないからではないでしょうかねぇ」と私は言う。
オレは考えたくない、とAさんは言い、あの人が残りのお歳暮を自分の車まで1人でエッチラオッチラ運んでいるのかなぁ、何往復もして。と言う。
「きっとそうなんでしょうねぇ。」と私も言う。
そのような会話を半年に1度している訳だが、今年は「しかも中身はろくに見てない」と言うので、「そうですか?」と言うと、「オレのは何だったと思う?」と言うので、何でしょう?と答えると、「飲む酢。」と言う。
飲む酢!!私はこう叫び、それはありません、それと知ってたら社長は誰の所にも置きません、それは中身を知らなかったんですよ!
何故なら前回、それがどこにも置かれずそこらに転がっていたから・・・と言おうとしたが、「オレもそれと分かって置いたのでは無い事は分かってる」とAさんは言う。「外箱をみたけど、飲む酢とはどこにも書いてなかった。」
「たぶん、ワインか何かだと勘違いしたんですね。」
「そうだよ、重さでそう思ったんだ。オレも箱を持ってビンぽいなと思って振ったら、ビンの他にカサカサ小さい音がしてね。」
「それは何だったんですか?」
「何だろうと思ったら、飲む酢をつぐオチョコ。」
そして二人でそりゃないよね、アハハハと笑った。
いや、せっかく選んでくれたものに笑ってはいけない。
私はつい先日社長に「お歳暮を持って行きたいから買ってきてくれ」と言われて、社長のキャラクターを考慮して、わざわざ車を飛ばして老舗の有名百貨店まで行って、お歳暮を買ったのである。
その時(自分自身はお歳暮を買わないので)、ああでもない、こうでもないと、迷いに迷った挙句、またまた社長のブランド好きを十二分に考慮して、それから相手がお年寄りなので歯が無くても食べれる某有名ホテルのスープセットにしたのだった。。。
そしてその時、「そうか会社に来るお歳暮の一つ一つも、配る人はみんなこうして真剣に悩んで迷って選んだ究極の1品だったのだ、それに文句を言うとは何たることよ」と心に誓い、以前お歳暮に毎年届く鉢植えについてブログでケチをつけたことをとても反省した。
・・・反省したはずだが、またまたついうっかりアハハと笑ってしまった。
でも、アレに関して言うと、やはり好き好きがあるので、この手の贈り物には果たしていったいどうなのであろうか、とこればかりは考える。
そして今年もシクラメンが届いたが、まめに水をあげているので、こちらはまだきれいに花を保っているのだ。