きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

カブトムシ

2014-04-15 | 今の会社
先週、社長が頂き物のお菓子を分けてくれた時に「いただきま~す!(^O^)」と大きな声で挨拶したからかどうかは分からないが、あれから立て続けて来客があり、お菓子を社長がまた食べて良いとくれた。

藤沢から来たお客さんが持ってきたお菓子がとってもおいしくて、まさにあのコージーコーナーのケーキに匹敵するくらいおいしくて、毎日楽しみである。

こんなにお菓子がおいしいものだとは思わなかった。
実家ではケーキを買うのは誕生日だけ。たまにお中元やお歳暮で来るお菓子。嫌いではないし、あれば喜んで食べるけれど、昔のお菓子ってもっと甘かったような気がする。

それより実家は両親ものんべえで、「お酒を飲むことはストレス解消で素晴らしいこと」と言う認識があり、私も妹も「お酒をたくさん飲むことは良い事だ」と思いこんで毎晩飲み続け、お菓子よりも酒。ビール、カクテル、ウィスキー(しかし美味しさより安い定番もの)を追いかけていたので(でもそんなすっごく飲んでたわけじゃないよ毎晩飲むけど)、実家を離れてからお菓子を食べること・買うことに関心がなかった。


改めて食べると、お菓子を知らない空白の20年の間に、お菓子業界もかなり進化したと思われる。
甘さもひかえめで、自己主張しないもどかしさが何ともイイ。
少し食べて、この余韻にひたる。
こんな楽しみ方もあるんだなァ、お菓子作りで誰かを幸せにできるんだなァと思い知る。

昨日はアーモンドクッキーを食べた。
そして午後になり、また箱の中を覗くとオレンジーケーキが「今食べないと誰かに食べられちゃうよ~」と呼んでいる気がしたので、午後も食べてしまった。
マーマレードがほのかにケーキ生地に練りこまれていて、端の焦げ目がまた香ばしくなんともおいしい。

あぁ、おいしい。。。。。
私は全神経を集中してこの甘さを味わう。
本来なら好きなお菓子は最後にとっておくのだけど、ここではいつ誰に何を食べられるか分からないので、このたった1度の出会いをとても大切にするのだった。

そう言えばaikoの歌で「カブトムシ」と言う歌があり、aikoの中では傑作中の傑作の歌だと思うのだけど、今の自分、まるでカブトムシみたい。
(ちなみにオレンジケーキは、最後の一口を明日食べるために残しておいた。。。)