きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

反省

2014-04-27 | 息子keke
昼に家に帰ると、kekeが寝ているのでやるせない。
午後1時である。

「この時間に寝てるのか」と私は言い、仕事は探しているのか?と尋ねると、ぼちぼちみたいなことを言う。
「今週ハローワークには行ったのか?」と言うと1日行った、と言う。
「それじゃ、他の平日は何をやっているのか。」と言っても答えが無い。

こんな時間に家に帰るんじゃなかった、正直にそう思った。
私は1年前から、2年前から、何も進歩していないと思う。

「そんな風に言うからまたやる気をなくす」とkekeは言う。

昨日上原さんの本を読んで、「あなたの好きな人は一生懸命やってもできていなかっただけ」と思おうと決めたのに、やっぱりできていない。人様の息子だったら、一生懸命やってできなかったことをこんな風に責めるだろうか。自分の子供には不安で言わなくていいことまで言ってしまう。
こんな自分がとても嫌だ。

1日だってハローワークに行ったのだから、kekeだってどうにかしようと思っているんだ。
そもそも、kekeはさぼる子ではない。
さぼる風に見えるとしたら、それをどうしてもやりたくない理由があるのだ。
どうしてそれを先に信じてあげられないのだろう。


いろんな事を思い出しては後悔してしまう。
大学のこと、進路のこと、野球よりもっとkekeが自信を持てるようなことがあったんじゃないかい?
もっと伸ばせるようなところがあったんじゃないかい?

本人が死にたいと言うのも分かる。私自身も消滅できるものなら消えてしまいたい。素晴らしい人間だけが必要なら、そうでない人間は楽に殺される仕組みができれば良いのにと思う。
価値の無い人間は、生かすだけ生かしておいて見せしめになっているようにも見える。

私自身も意識しないままに、子供に付加価値をつけようつけようと、そればかり考えていたのかもしれない。心とか、命とか、本人とか、そういうものを置き去りにしてきたのかもしれない。でもたぶん、これからはもっとそういう人が増えるだろうと思う。息つく間もないぐらい「効率」というものが求められているからだ。人間よりも。


こう言う時はほんとに家事をするのがしんどい。
それでいて、昨日野菜をいろいろ買ってきてしまったので、しないでいると罪悪感が残るんだ。
家事なんてしなくたって、逮捕されないのに。

そう言えば昔kekeが小学生の頃、仕事が終わってからオリジン弁当を買っている姿を会社の同僚(MTさん)に見られて、「料理をしないsakeさんネタ」としばらく会社中で笑いの種になった。よく考えれば自分達だって仕事の後に毎日手料理なんてしてないのに、ヘラヘラ言われるままに笑われてしまっていた。

こんな時ふいにあれを思い出す。