きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

歓迎会

2014-04-19 | 今の会社
昨日はWADA君の歓迎会だった。

Aさんは他に行く所があって二次会には行けないようで、何となく二次会は各々ばらけそうな雰囲気で、また課長とタクシーで帰ろうかしらと思っていたところ、某解体の社長さんと出口で話しているうちに、何となく行く流れに乗ってしまって、nanuさんに「お金持ってないです」と言うと平気だ平気だ、と言うのでついていく。

某社長さんはここから家が遠いし、電車も早くなくなってしまう場所なので「帰りはどうやって帰るんだろう?」と気になり尋ねると、「タクシーです。」と答え、「一応自分、社長なんで・・・」と言う。

はっ!そうでした、すみませんすみません、と言うも、それぐらい腰の低い丁寧な社長さんなのであった。


私は本当にサイフに小銭しかなかったので(ジバラで行く事を想定していないから)、エレベーターにギューギュー詰めで乗りながらもお金が心配で、北澤に「sakeさんと飲むの久しぶりっすよね」と言われても、「うーん・・・・でもぉ・・・」とじーっと顔を見ていると、「sakeさん、顔近すぎです」と言われる。

某社長さんは「みんな若いから自分がここに居ていいのかなぁ」と言うので、私がいますよ!と言うも、実はこのメンツの中で私がダントツ年上なのだった。

今は北澤、秀クン、nanuさんも結婚して子供もポンポン生まれ、一人残されたOROにみんなして嫁を探そうともっぱらその話題であった。先月も先々月も女を紹介してやったのにどうたら、Aさんが会わせてくれたのに一緒についてきたオンナの方をお前は気に入ってどうたら、あさって、あさってこそちゃんとモノにしろよお前、どうたら、やっぱり今回もこのような話ばかりだったので、いつもながらに「ここにも女がいるのになァ、まったく眼中にされずか。」と感心していると、某社長さんが「こんな事を訊いては失礼ですがsakeさんだってそのぐらいの年でしょう?」みたいなことを言うので、「実は某社長さんは私の妹と同じ年、それぐらい年上なんです。」と答えると、社長さんはえっ!と驚いて、うそでしょう?と言うので、「ありがたいお言葉ですがほんとですよ、だからこの人たちから見れば用無しオバサンなのです」、と言うと、そのまま引っ込むわけにはいかなかったのか、「まだsakeさん、大丈夫ですよ、全然大丈夫です。」と言ってもらえる。(その優しさに泣ける)

こうなったら私も自分を褒め称えてくれる人優先に時間を使いたいと思い、合コン三昧連中を相手にせず、もっぱら某社長さんと会話を進めて行くと、この社長さんは競馬が大好きなそうである。

「私も父が競馬好きで大学時代はTVを観てました。好きだったのはミスターシービーです。」と言うと、「そこで年が分かりましたね。私はシンボリルドルフからです。」と言って二人で笑う。

「あれから25年競馬ですよ、血統があるんです。お父さんがあの馬でお母さんがあの馬で、その子供だから、それで追いかけていくんです。楽しいです。」
「分かります、分かります。いいですよね、馬を見るの。しばらくご無沙汰してますが、そういうの分かります。」

そこで合コン連中の話題は、大工のDBさんの話題になり、「あの人にイイ人いないですかね」とその弟子(名前知らない)が言い、「DBさんって幾つだっけ」「48です。」と言う。

48!

それを訊いた途端、ヤツラは私の顔を見る。
(こう言う時だけかよ!)

それとなく、それはお断りします的なニュアンスをかもしだすと、「アンタ、マジな話、結婚する気あんの?」とnanuさんが言う。

け、けっこん?

私は面喰い、「な、ないわけじゃないですけど、好きな人でないと一緒になんて。。。。@@」と言うと、「sakeさんのタイプって何よ?」と言う。

「好きなタイプ・・・?」

「例えば業者さんだったら誰よ?」と秀クンも言う。

業者さんだったら・・・・誰だろう???

「誰だろう??全然考えたことがない、ほんとに分からない・・・@@」
「だって、YKさんじゃダメなんだろ?」とnanuさんが言う。

そうなのだ、結局そうなのだ。
この年になると、DBさんとかYKさんとか(私が人の事を言える立場ではないのは重々承知してだが)、真面目かもしれないが全くモテない、休日はパチンコが趣味みたいな男しか独身で残っていないのだ。さらにこの年になるまで何も(結婚や同棲)無いままきてしまっている男は、他人と一緒に暮らすのがとても窮屈なことにまだ気づいていない。姑との確執、女の執着や怨念、そういうものを知り、もがき、悟りつくしてからでなければ、穏やかな老夫婦にはたどりつけない。そこまで(彼らを育て上げるのに)この先何年掛かるか。
(ごめんなさいDBさん、YKさん。私も休日はヒトカラが趣味なのであなたたちと同類ですが分かりやすく解説致しました。)

しかし、好きなタイプ好きなタイプ、・・・いったい誰なんだろう、どう答えればいいんだろう、と困っていると、新人WADA君が「それでは、ここにいる男性で一番タイプなのは誰ですか?」と言う。

一瞬、シーンとなり、nanuさんと秀クンが口々に「やめろよ」「やめろよ」と言う。
万が一自分とでも言われたら(迷惑で)どう返して良いか分からず、どっちらけっけになるからである。ほんと!どこまでもどこまでも失礼な人達だよ。

nanuさんが「大学生のノリとは違うんだぞ」ととどめを差し、それじゃ今までの合コンノリは何なのよと私に思わせながら、二次会は終わる。
当然、一銭も払うことなく帰る。