きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

笑えない女

2021-12-16 | 日記

この前信号待ちをしていたら、その後ろで女子高生の声がした。
「それじゃ私、クリぼっちなの~?!」

クリぼっち??
その松ぼっくりみたいな単語はなんぞや?と数秒考えて、分かった!クリスマスにひとりぼっちの略だね!そうかそうか、女子高生では一人で過ごすクリスマスはそんなに恥ずかしいことなのか。。。

家に帰ってからkekeに「大みそかは一緒に過ごすかね?」尋ねると、「見たい動画があるので一人で見る。」と言う。

「それじゃ妹のトコに行こうかな。」と言うと「行ってくれば。」等と言う。
大晦日ですらこうなのだから、クリスマスも当然見たい動画を一人で見るという。


とは言うものの、ここで「そうだね、お母さん、その日は一緒にお母さんの好きな動画をみましょう」なんて言われてもやたら気持ち悪いので、これでいいのだろう。

かくして私も実質クリぼっち&正ぼっちでR。

それでは何かひとりで面白動画を見ようと思うけれど、何を見ていいのか分からん。
「動画ってどんなのを見ると面白いの?」と尋ねると、「世代によって違うと思う」と言い、「写真が好きならカメラの動画を見たりすれば。」と言う。

面白動画かぁ・・・・。


思いつくのは、数年前にマイブームになった「人狼ゲーム」である。フジテレビで夜中に放映されていた「人狼~嘘つきは誰だ」という番組に私ははまりにはまって、放映されるたびに見ていたのである。

(youtubeで探してみようかな)と思って見てみたら、やっぱり今見ても面白い。
面白いというのは、もうあれから何年も経ってしまったので、誰が犯人なのかすっかり忘れていて、再び新鮮な気持ちで推理しながら動画が見れてしまう。(あんなに何度も見たはずなのに・・・)

私は自分で言うのもなんだけど、本当に笑わない人なのである。
落語とか漫才とかギャグでも全然笑えない人なのだが、このフジテレビの人狼の動画はドツボに入って一人でも笑える。

本当はこれでクリスマスも正月も過ごせればいいのだが、残念ながらこの動画は6回ぐらいしかない。あとスタッフさんとか若手芸人編もあるけど、それを合わせても8回ぐらいしかない。しかももう半分ぐらいはこの2日で見てしまったので、クリスマスまでには届かない。(いったいあの番組企画はどうしてそれっぽっちで終わってしまったのだろう。誠に残念でならない。)

こんな私をゲラゲラ笑わせてくれる動画は、他にこの世にないのだろうか。もともとちょっと面白いぐらいでは笑えない女なので、私を笑わそうと言うのが無理難題なんだけど。
子供向けみたいな、「オッパッピー」(小島よしお)みたいな笑いは、ちっとも面白くない。いや、世間的には面白いのかもしれないが、私はちっとも面白いと思わない。ただ外来語とリズムを組み合わせて変な格好をしているだけじゃないか。子供ならまだしも、あれの何が面白いのだろうか。
でも(最近テレビを見ていないから厳密には違うかもしれないけれど)、近年のお笑いはあの手のものが半分以上のような気がしてしまう。

あ、ちょっと話が横にそれるけれど、病院の待合室とかで、たまにテレビを見ることがあるけど、最近のお笑い芸人が早口すぎて何を言っているのか分からなくなってしまったのは、私の老化が原因なのだろうか。だとしたら、ちょっとやばいかもしれない。

まぁどうでもいいか。。。
本当に私を心から笑わせてくれるものは無いのだろうか。エガちゃんも好きだけど、「面白い」とは思わない。

これから、ぼっちのクリスマスや大晦日にむけて、腹の底から笑える動画を探したいと思う。(見つからなかったら古畑任三郎のビデオを借りてこようかな。)