この前、某金融機関から封書が届いて、何かと思いきや医療保険の案内だった。
このような所でも個人情報が洩れているのかと思い、ダイレクトメールを止めてもらうことにする。色んな保険会社の名前が書いてあり、「個人情報がこのような保険会社に回っているのか」と思い、そのことも訊いてみたが、「それは無い」という返事だった。
医療保険か・・・
そう言えば健康保険制度の「高額療養費」が廃止になるとかならないとか、ニュースがあったけ。
高額療養費(高額になってもある一定額以上は健康保険が払ってくれる)があるから病気になっても安心だと思ったのに。いったい今まで40年近く、何のために健康保険を払ってきたのだろう。
この先、年を取って、病気になっても健康保険があればある程度(と言っても8万とか9万だけど)払えば大丈夫みたいな感覚でいたが、それも廃止とはふざけている。今まで払ってきた私は何だったのか。
金融機関までグルになって、医療保険のご案内などとダイレクトメールを送ってくるとは。
もうこの国の制度は、良くなることはほとんどなく、改定することはほとんど改悪。世の中が暗くなるわけである。
そもそも、ドン!!(←机をたたく音)
消費税のなかった昭和時代と比較すると、例えば収入が300万ある人は最初から1割は消費税で持ってかれている計算になる。つまりハナからそのうち30万円は消えているのだ。
物価は上がってないとかいう人もいるけれど、これだけで使えるお金は段と少なくなっている。しかもパソコンだ、スマホだ、プロバイダーだと昭和に無かった必須の支払は増えているのである。それで給料はほとんど上がらないのだから、生活が小さくなっていくのは、よく考えれば当たり前なのであった。
それで今度は高額療養費までなくすとか、一体誰のために政治をしているのだろう。どこかで読んだのは、嘘かホントか知らないが、「かつて先進国だった日本がどんどん貧乏になっていることを世界が関心を持って見守っている」と言う。
それで国民に対して、ポイント還元だの、そんなもので思った方向へ右向け右をさせるような政府のやり方。それでホイホイ喜ぶ国民。。。
自分もせこいし、かつてそういうものでホイホイ喜んでいたから人の事は言えないけれど、もうコロナやワクチン騒動が考え方をひっくり返してしまった。
貧乏になった国民が、ちょっとしたポイントやら還元という言葉で、お腹をすかせて集まった鯉のような感じ。。。それで都合のいいようにみんな同じ方向に向かって歩いていく。。。。
自分もその一人なのだけど、最近そのやり口が見えてきてしまって悲しくなってくる。
それでオリンピックや葬儀や銅像・・・・そういうものは何10億とかお金が掛かって。。。。
こんなことばかり考えても仕方ないから、もう違うことを考えようと思うけど。
思うけど、時々何だかなァと思うんだ。
医療保険のダイレクトメールを見て、「もしかしたら外資の保険会社が袖の下とか出してるのかなぁ」と思ってしまう自分がいる。そんな考えしか浮かばない。
まったく、そういう風にしかできてないんだよって。