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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

寝坊の理由

2007-06-22 | 前の会社
社長の甥っ子Iさん曰く、「社長が9月に社内の温泉旅行を企画している」そうである。
ウソか誠か分からんが、Iさんの話では「これから毎年社内旅行をしたい。そして社員が順繰りで企画を立てて行こう。(by社長)」だそうである。

えぇぇ~~・・・・

「なんで、9月にも旅行なんですかぁ~?」
「お盆の別荘のウケが悪かったからじゃないの?安いから日→月→火にしようって言ってたよ。」
(お盆の別荘とは、社長が8月に企画した社内旅行のことである。詳しくはココココに書いてある)

しかし、Iさんはノーマルな温泉旅行だと分かると、楽しみでたまらない様子。自分が企画する年は沖縄に2泊3日にしたいと言っていた。

sakeさんは行きたくないの?と言うので、「平日ですか・・うちの子は朝が一人で起きられないんですよ。だから心配なんです。」と答えると、それはカホゴだよ!と言うのである。

Iさんの言い分はこうである。
実はオレも朝が一人で起きれないんだ。でも、それは甘えであって、両親や奥さんが起こしてくれると思っているからギリギリまで寝てるんだよ。どうしても現場に7時に行かなければいけなくて、誰も起こしてくれそうにない時は心配で心配で、1時間ごとに目が覚めるんだ。誰も起こしてくれないと思うと一人で起きるようになる・・・そう言うものなんだよ!

「いやぁ・・でも、本当に異常なほど起きないんです。目覚ましも一度消してから、またグゥー・・・と寝てしまうんですよ。」
「異常じゃないよ、オレもそうだもん。甘えているだけなんだよ。その証拠にこれ以上寝てたら大変って言う時間には起きるでしょ?」
「そう言われてみると、そうですねぇ。7時5分には起きてきます。」
「それじゃ、今度は7時に『7時半になっちゃった!』って言ってごらん。飛び起きるから。」
「はぁ。」
「オレもそれをやられて飛び起きたよ、その後でキレたけど。」
「はぁ。」
「だから、それは心配ないよ。過保護で安心してるだけだから。」
「はぁ。」

「オレはまだ親や奥さんが起こしてくれるから、このクセが治らないけどね~。」と言いながら、「それじゃ、現場に寄ってそのまま家に帰ります~」とアハハとIさんは事務所を出て行くのだった。

経験者は語るでそう言うものなのだろうか。
ちょっとホッとする私である。

しかし、どうしてまた社内旅行に社長はこだわるのだろうか。
それとも昨日のカニ食べ放題は、「それより近くで美味しいものでも食べましょう」とK女史が提案したのだろうか。

でも、私もゲンキンなもので、ノーマルな温泉旅行(しかも平日)だと分かると、まんざらでもない気もしなくもないのだった。
でも、本音は旅行より現ナマの方がうれしいのだった。


【写真】
昨日、天ぷらを作った衣があまってしまって、今日の朝、カツを揚げる際に余った天ぷらの衣をつけてから、パン粉をつけてみた。
普通にうまくフライができた。
これからも余った天ぷら衣があったら、こうしてフライに使ってみようと思う。

K女史の結婚

2007-06-21 | 前の会社
K女史が結婚の日取りを社員に報告する運びとなった。
しかし、仕事は今まで通り変わらず続けます、と言っていた。

それから社長が2回北海道に行くそうである。(プライベート旅行ではない)
「観光できる時間はないんだ」と言っていた。
「来月の終わりはラベンダーの時期ですよ。」とK女史。

北海道かぁ・・・・。

それから、二人の会話は某ホテルのカニ食べ放題の話題に移っていった。
私の悪い所は、こうして「これは自分にゃ関係ないや」と思うと、どんどん興味が薄れてその話が聞こえなくなって行くのである。

そして、社長に「sake君は大丈夫なんだろ?」と言う声で、またその会話に引き戻されることになった。

「sake君は、日にちさえ決まっていれば、(会社の飲み会も)来れるんだろ?」

(いかん・・前後の話を聞いていなかった)と思いつつ、私は先ほどのカニ食べ放題の話が頭にあったので、
「え・・・あ・・・っと・・オ・シ・ハ・ラ・イ・は?」
と尋ねてしまう。

だって、カニ食べ放題・飲み放題なんて幾ら掛かるか分かったもんじゃなかったからだ。
社長はまたアハハハ・・とウケて、「会社持ちだよ」と言った。
「sakeくんは、日にちが前から決まっていれば来れるんだろ?」
「えぇ・・・ハイ。」

そして、社長は「sake君は切り詰めて生活してるんだ、えらいよね。」としみじみと言った。

分かってくれればいいのだ。
そう言われると、「焼き鳥も頑張って焼こう」と考えてしまう単純な私なのだった。


K女史の結婚式も、うちの会社も出入りしている地元では有名処での結婚式だ。
社長は「オレから話を通せばいいのに」と言っていた。

K女史にはシアワセになっていただきたい気持はたくさんあるのだが、お祝い金がイタイ。
私が最後に出席した結婚式は15年くらい前だ。
今、相場は幾らなのだろうか。
それから、問題は服だ。
リクルートスーツにコサージュではマズイであろうか。まいったなぁ。
9月では半袖の服を作らないといけないのかなぁ。。。持ってないよ。

自分が祝ってもらったわけでなく、これから祝ってもらう事もないと思われるので、これらの費用は一方通行でちょっとムナシイです。
給料が安いOLさんでも「いつか私の結婚式には呼ぶわよ」と言う気持があると、すすんで着飾っていけるだろうが、給料は安いわ、一方通行だわ、来てる人も年齢層違って浮きまくるだろうわ、親戚なら将来kekeの時祝ってもらえるけど・・で本心に問いかけると気が重い。
やはり人はレールをはずれてはいけないのだ。年相応に結婚をして、年相応に子供を持ち、年相応に給料が上がって、年相応にふるまえるようにしないと、どこかでゆがむ。

なぜ人は、結婚式にそんなに金を掛けないといけないのだろうか。
祝福される記念に残る方法は、他にもあるだろうに。



・・・と思ってしまう、愚かなワタシ。。。

しかし、そんな有名処で料理を食べられる事はもう一生ないかもしれない。体調を整えて前向きに味わって食べてこよう。

雑用

2007-06-19 | 前の会社
このところK女史が忙しくなった。

彼女が見積りで忙しいと言うことは、仕事の話が舞い込んでいるってコトだ。
その中の一つでも二つでもモノになってほしいと思う。

その一方で、私は一人で留守番電話番に掃除に洗濯ゴミだしと言う日が続く。
これは本来の私の仕事なのだ。
しかし、前の会社では気がつかなかったが、私とK女史では雇われた質が違うのである、と言う現実を知る事になる。

年功序列と言う言葉もあったけど、年を取ってもえばっていられるのは、社長だの公務員だの大企業にお勤めのほんの一握りの人達だけで、年を取るたびに社会的地位が下がり、若いもんに使われながら、それでも笑って笑って働かねばならない者もいる。
むしろ、途中で脱線する方が多いのかもしれない。最近まで私がそれに気づかなかっただけなのだ。これが生きていく現実なのだ。

不満はない。
ただ、なんだかなぁ~って言う文字が羽を生やして飛んでいく、それだけだ。

 

そして、今日は大事なお客さんに見積もりを持っていく事になり、わさわさしていた。
K女史が手にしている郵便物を見て、MTさんが言った。

MT「それ、ポストに出しておけばいいんでしょ。出しとくよ。」
K 「ありがとうございます。7時までなら明日着きますから。」
MT「ポストに7時でいいの?」
K 「局に7時ですね。」

そして、K女史とYさんと社長はすっ飛んで行った。

MT「sakeさん、この郵便物だけど・・」
sake「分かってます。帰りに出してきます。」
MT「今から出しに行ってきてよ。それでそのまま帰っちゃっていいから。」
sake「え?!・・でも、まだ時間があるし・・」
MT「いいんだよ、今日は帰って!ほら、みんなもう戻ってこないからさ!」

私はやりかけの仕事を片付けて、お茶碗を洗って、郵便物を持って出た。
それで、郵便局で用を済ませてから、自転車屋で後ろのタイヤを交換してもらった。(先週ブレーキの具合が悪くて持って行った時に、後ろのタイヤも交換した方がいいと言われたのだ)
5年前に買った自転車の後ろのタイヤは、もう溝が全く無くてツンツルだった。
 
タイヤを交換してもらう間に図書館で本を返して、自転車の後ろのタイヤはこの数日でもやはり空気が抜けかけていたらしい。交換しておいて正解だった。
それでもまだ時間があったから、CDを借りに行った。


うれしかった。

そして、私は「残ってるチラシの半分も又おいおい蒔きに行くかなぁ~」と思ったのだ。

母ひとり子ひとり

2007-06-19 | 母子家庭だから思うこと
昨日はkekeが帰ってきたのは9時。

7時になって、珍しく夕飯ができてた私は缶ビールをクイッと開け、
8時になって、メールを送ってみたがナシのツブテで、
留守電を、キレそうになりつつ入れてるとやっと帰ってきた。

kekeはご飯を食べて、風呂に入って、ほんの15分やそこらであったが、一緒にTVを観て過したのだった。
私は「もう11時過ぎたから寝るか~」と言ってこの時間に区切りをつけることにした。

私は大学の頃は母を一人で食事をさせるのがイヤだった。
妹はバイトだったから、父が遅いと分かってる日は必ず早く帰った。
もともと夜遊びもしなかったけれども。

親子はどこか似ているのだろうか。
私は父や妹がいたから、エイヤーと家を飛び出して行ったけれど、この子はできるのかしら。
これからは寂しげなフリはしないようにしなくては。


またまた妻の連れ子が再婚相手に殴られて意識不明、という事件があった。
昼休みにMTさん(子持ちのパパ)があきれ返っていた。

「アザができている時点で別れればいいのに・・」
「だって・・女の人一人で稼ぐのは大変でしょ。」

  あのぉ・・私もそうなんですけど。。。。



たしかに一人は寂しいかもよ。
でも、一人になるのが怖くて「別れられない」って言う選択だけはしたくない。

明日に夢はないけれど、妥協はしたくないのだ。
いつもkekeの目がある。
kekeに自信を持って紹介できるような相手でなければダメなのだ。
あの子の手を離れて不幸になってはゼッタイいけないのだ。

一人でも堂々と笑って居るのだ。
お母さんなのだ。

また今週も始まった

2007-06-18 | 前の会社
月曜日だ!

週末があまりに早すぎる。
前の会社の土曜隔週休みブーブー不満だったが、今は土曜は月1日になった。
しかもうち5ヶ月は土曜休みがない(らしい)。

せめて隔週休みにしてほしかった。。。(+o+)

それなのに夏休みに社内旅行だの、唯一の日曜に焼き鳥を焼けだの、なんでそう言う発想になるんだろうか。


まぁいい!
また気分を変えて仕事をしよう!
またまた人間観察をして、ほくそ笑もう!


週末に勤め始めた友達からメールが来た。
旦那の借金やフリン問題で離婚を視野に入れて働き出した友達だ。

彼女の悩みは、一緒に勤め始めた友達に明日ランチを誘われている事らしい。
今回は行くが、次回からは断りたいと言う。

1000円でランチはもったいないと言う・・・うまく断る方法はないか、と書いてあった。
私は母子家庭だし、「お金がないから」とハッキリ言ってしまうが、彼女はまだ母子家庭じゃないからそうも行かないかなぁ。

その時気まずくなる後悔よりも、食事にお金を遣いすぎた後悔の方が後々ずっしり来るのが分かるからだ。
「お金がないから」と言って引く友達は、その後もうまくは付き合えないだろう。


そう言えば、うちの社長はさっそく近眼手術の予約を取ったらしい。
とても楽しみなようだ。
社長がやるのは一向にかまわないが、終わった後に「よかったからsake君もやれよ」とうるさくなるのが心配だ。
私はカレとケンカしたくないのだ。だから爪を隠しているのだ。
どうしてそれに気がつかないのか。

金銭感覚の違う人と付き合うのは本当に大変だ。
仕方なく付き合うと後悔先たたずだし、本音を吐けば相手は引くだろう。
金銭的に豊かな人は、もっと想像力を働かせて相手に合わせた付き合い方を提案してほしいと願う。

そして、私はこれから「私はお金がありません」モードを会社で少しづつ打ち出していけねばあかんな、と思うのだった。

父の日

2007-06-17 | 父の記録と母の思い出
今日は父の日でした。

妹に父の日のプレゼントをどんなものがいいか相談してみると、「ちょうどシャツが切れて買おうと思っていたところなの」と言う返事であった。

と言う訳で、私は下着を買って軽く包装してもらうのだった。2着一袋の一番安いのではなく、汗の吸収がいいらしい少し高いヤツにした。
最近、父は5分経つと会話がまた最初に戻るようになっていた。ぶっちゃけ、プレゼントをしてもその事を覚えていられるのは5分程度のように思われた。

包装をしてもらっている間、昔、父が通っていたスナックのおかみさんに会った。娘と孫と買い物に来ていたらしい。

「お父さん元気?」
「あ・・あぁ、まぁ・・・でも最近はお酒も止められていて・・外にもほとんど出ないんです。」
「お兄さん(父の兄)は?」
「あぁ~!お兄さんは元気ですよ!相変わらず。」

このおかみさんは、ご主人と小さなスナックを切り盛りしていて、いい感じだった。
娘さんは遠くに住んでいると聞いたけど、里帰りしてきたのだろうか。
もう2年位このお店には行ってない・・・でも、父がボケてきてたことは薄々わかっていただろうと思う。

父も最近、デイケア以外は外に出なくなった。
また出ても、もう家に戻ってこれないだろう。

こうして考えると、確実に毎年父の老いは進んでいる。
生きているのの行き着く先はこれなのだろうか。
どんなお金持ちでも地位のある人でも、こうなるのか。
命って短いんだなぁ。。。。
 
たまには親孝行しないとなぁ・・・

シャツを持っていくと、父は部屋で寝ていたのかもしれないが、すくすく起きて来た。そしてプレゼントも喜んでいた。

もしかしたら、いつかこんな事も過去の思い出になってしまうのだろうか。
そんなの、イヤだなぁ。。。

マグマがグツグツ

2007-06-16 | 前の会社
5時に近づいて即効帰る気分で居たところに、またYさんから電話があった。
(この瞬間、イヤな予感が走り、私はしばらく受話器を取らずに電話をみつめていたが観念して受話器を上げた)

「sakeさん、何時に帰るんだっけ?」
「5時ですよ。」
「じゃぁもう間に合わないかぁ~領収書がまたたまっちゃったんだ。」
「そうですねぇ。」
「じゃぁ、いいや。オレ帰ってから領収書を出しておくから。それからKさんの請求も出したいんだけど、今まで経費がどのくらい掛かっているか知りたいんだ。」
「それなら、工事台帳にもう全て記してありますよ。」
「そうか、分かった分かった。」

今から思うと、ここからが私のお人よしな所であるが、Yさんがすぐに資料が見れるように工事台帳のコピーを取って置いてあげようと思ったのである。

そうしている間にYさんは帰ってきてしまったのだ。
Yさんは私が居るのを見るや否や、またまた領収書を清算したいと思ってしまったようだ。

それも彼の場合は、細かい領収書を溜め込むから一つ一つのレシートの合計を出すのが容易ではなかった。
しかもどこの経費だか何もまだ記載されていない。
つまりこのままでは処理ができないのだ。

それでもYさんは私が居るのをいいことに、「明日無いと困るから、レシートを合計してお金を先にくれ」の一点張りであった。つまり私はもう金輪際やりたくないはずの、「領収書が処理できないうちに金だけ彼に渡す」と言う行為にまた手を染めてしまったのである。(この時点で5時半。。30分の無給残業である)

用が済むと彼はサッサと事務所を立ち去ろうとし、「あれ?!Yさん!領収書は持って帰るの?」と尋ねると、「(今日家でやって)明日は置いておく」、と言う話であった。


なのに、彼は今日領収書を持ってきたであろうか。
答えはノン!である。
彼を悪くは思いたくないが、「また、してやられた」とでも言いたくなる。

本当に納得いかない。
私は5時キッカシに逃げるように帰っても良かったのだ。何故そうしなかったんだろう。
そうした挙句に金を出すハメになあって、バカバカバカ!

そしてそして、今日領収書を持ってこない奴にも腹が立つ。
人を無償で残業させておいて、お前は何故、たかが領収書を片付けない?
その領収書なんざ10分もあれば処理ができるはずだ。
夜中に一人でも家でやれよ!!!

と、私は言いたい。

くそぉ、人によかれと思ってした事で自分がイライラするハメになるとは、本当に不条理だ。
彼はこの2~3日でその領収書の一部を無くしたらどうするつもりなんだろう。
私はどうすればいいのだろう。


腹立ち紛れに私はボヤく。
過去もあわせて振り返ると、机の上が乱雑な男は、私生活や結婚生活が乱れる傾向にあるように思う。

机の上が乱雑→自分に甘い→相手にもなぁなぁ→約束の時間や金に甘い
→女にも「わりぃわりぃ」でごまかしがち→イイ女はやがて去っていく
→ついては女性関係が安定せず、私生活も乱れがち

きっとそうに違いない。

K女史曰く、「たまに切れないと図に乗りますよ」と言う話であった。
もう火山のマグマはグツグツ言っている。
爆発するのは、もはや時間の問題であろう。

顔は笑っているが、内心は怒っているのだぞ。

その家その家

2007-06-16 | 息子keke
昨日、kekeがお風呂に入っている間にまたパソコンを借りた。

そしたら、kekeの友達からメッセンジャーで話しかけられてしまって、悪いけどシカトした。
(この前、こんばんは~と言われて「kekeの母です(ホント)。」「kekeは今寝ているので起こしてきましょうか。」と返事したら、あとでうんとkekeに怒られてしまったからだ。)

それから、kekeはお風呂から上がってきて「××クンがこんばんは~って言ってるよ」と言うと、喜んでパソコンの前に行った。
やがて、kekeはゴボウのきんぴらと、冷奴もパソコンに持ちこんで食べながらメッセで会話を楽しんでいる模様である。

お行儀は悪いけど、気持は分かる・・・。
それにしても楽しそうな顔だこと。
私も前の会社でよくブログやメールを書いていると「なんでそんなに楽しそうなの?」と言われていたが、親子で似ているのだろうか。


お行儀悪いで思い出したけれど、kekeの中学→高校と同じ学校に通っているお友達(女の子)が部活とバイトをしているらしい。
うちの高校はバイト禁止の高校だ。どうしても事情がある場合だけ学校の許可を得て、バイトをしてもいい事になっている。(ところが、実際には学校の許可を得てバイトをやっている学生は居ないそうだ。)

私はkekeには「学校に申し込みを出せないならバイトはするな!」と言った。我が家は届出一つ出せばいい話。ルールはルールだと思ったからだ。

だから無許可でバイトをしている子と言うのは、親にも学校にもナイショでこっそりしているものかと思っていたが、親も届出を出してないと分かっててバイトを許可しているのだと知った。
うちではあり得ないと思い一瞬驚いたが、その親子親子でアウンの呼吸みたいなものがあるのだろう。私も子供がkekeじゃなくて、女の子だったらそう言う考えになったかもしれない。
 
言い訳がましいような気もするけれど、その家の親子の常識や呼吸と言うものはある程度までは許されるような気がするのだ。
(その「ある程度」と言うラインがなかなか難しかったりするのだが。)

昨日、会社の隣のマンションで、小学生が玄関の前で「お母さん開けてよ~~」とずっと泣いていた。
K女史は「あの子昔からそうなの。お母さん家に居ないんじゃない?」と言っていた。
私は初めてだったからとても気になったが、K女史がそう言うのならそうなのだろう。。。
お母さんが本当に居ないのか、居てもわざと家に入れないのか、どちらなのだろう。

やがて30分くらいすると泣き声はおさまった。
お母さんは居たのか居なかったのか、それとも帰って来たのか。
その家その家とは思いながらも、やはり気になるのであった。

近視手術

2007-06-14 | 前の会社
社長は急に私に話しかけた。

「sakeさん、これ。やりたいんだよね~。」
社長は近視の手術のHPを見ていたのである。

「知ってる奴がやって、すごく見えるようになったんだって。10万でできたらしいよ。」
「へぇ~~!いいですねぇ~!私もこの近視が治ったらどんなにいいか!!」
「オレは子供の頃からメガネなのよ。毎年3万でメガネを作るでしょ?そしたら、3年ちょいで元が取れるわけ。」
「そうですねぇ~!いいなぁ~!」

とは言うものの、ピアスの穴さえ開けた事のない私である。
目の病気ならともかく、整形だの正常に動く箇所にメスと入れるのはかなり抵抗があるのだ。失敗でもした時にゃ悔やむにも悔やみきれん。

近視が治ったらどんなにいいか、とはマジで思う。
でも、お金のよりリスクの問題だ。今流行の整形だってこれから副作用が出ないと言えるのだろうか。。。

「sakeさん、生命保険は入ってる?」
「いいえ。医療保険は入ってますが。」
「生命保険に入っておいた方がいいよ。これ、手術だから保険金がおりるんだって。オレの知り合いはそれで掛かった以上にお金が降りたらしいから。」

はぁ。。。。。
生命保険に入るほど、生活に余裕がナイんですけど。。。
と言うのを彼のメンツを保ちながら、どのように説明しようか悩んでいるうちに社長は「sakeさん、掛け捨てで5000円くらいのもあるんだから入りなさい。悪い事はないから。」と命令口調になってくるのであった。
 
・・つーか、それは私の自由だし。


社長が去った後に、K女史がいい話があるよと教えてくれた。
去年自分も入った生命保険は貯蓄型で、例えば一括払いにすると20年後には1.5倍になって戻ってくる保険なのだそうだ。更に途中で死んでも、その保険金は受取人が貰うことができるから損することはないのだそうだ。(期間限定だから、今からでは申し込めるかどうか分からないそうだ)

彼女の事だ。いろいろ見比べて一番いい保険を選んだのだろう。
でも、待てよ。彼女の20年後は52歳だ。それはイイ。
私の20年後は62歳。本当にどういう状況になるか分からない。62歳で保険金を受け取るより、55歳で仕事も無くなって飢えているかもしれない。と思うと、イマイチ乗り気になれない。

そう思いながら何だか虚しくなってくる。
私は医者を疑い、その保険会社が20年後も存在するかどうか分からないと疑う、疑いづくめの人間になってしまったのだ。

旦那は再婚するために出て行ったし、昔の会社は整理を始めている。
私の手術が失敗した時、誰かが責任とって弁償してくれるならいい。そう言う時にみんなは言い訳こいてドロンに決まっているから、そう言う姿を見てもう傷つきたくないのだ。
そして、そう言う時のハラワタが煮えくり返らんばかりの気持が手に取るように想像できてしまうのだ。

私はもはや人を疑うことしかできないのだろうか。

あまりにゴマをすりすぎて、社長がもしも近視手術をした後、「sakeさん、やりなさい」と言われたらどうしようか。。。。
人を疑う割りには、そこまで心配してしまう私でもあった。



【写真】
ホームベーカリーで焼いたパンだ。
なかなかおいしい。このまま1枚づつに切って冷凍保存も可能である。
ちょっと小腹がすいた時もなかなかうれしい。

今日を愛しむのだ

2007-06-13 | 日記
ツライ悲しい出来事と言うものは、ある日突然目の前に下りてきて現実を全て容赦なくなぎ倒して行くものなのだと思う。
流産だって、離婚だって、転職だってそうだった。

知らない他人はすぐに理由や責任を探ろうとする。
これみよがしな、そう言う態度を私は嫌う。
人を下敷きにして、這い上がるなかれ。
例えそう言う気持があっても、それをあからさまにする事を恥かしいと思え。

少なくてもこの時点で、それに気付いた事を誇りに思おう。

さりとて何が起こるか分からない明日に怖気づいてばかりもいられない。
だったらどうすればいい?

今日を愛しむのだ。
いつもと同じ「今日のメシは?」の会話も、代わりばえの無い夕飯といつものTVも二言三言の会話、風呂上りの一缶も、寝る前の本も、私にはたまらなく大切で楽しい時間なのだ。
そう思い始めてから、毎日がだんだんワクワクするのだった。

だって、好きなこと楽しいことが多いんだもの。そうでしょう?

一つ困った事は、こんな私の生活を「ヒマ」だと勘違いする人が多い事。
私の人生を「つまらない」と判断してくれる人が居ること。
あいにくさまだが、この9年間「ヒマ」だの「退屈」だの思ったことは1秒も無いのだ。
イベントを起こさないと暇でならないのはそっちの方じゃないか、と私は思うのだが、この件に関しては四面楚歌状態。言えば言うほど反論されるから、貝になるしかない。
勝手にしろ!



さて、仕事を探していた友達は採用が決まったそうだ。
涙が出るほどうれしかったけれど、「おかしな人」と思われると困るから我慢したと書いてあった。

よかったよかった。
私はうれしい。
いつかきっと笑って「母子家庭論」を話し合える日が来るかもしれない。

さぁ、私ももう寝よう。
たっぷり寝るのは何よりも体にいいと信じて。