この前「カラオケの機種の選び方」を書いたのは、実は前振りなのだった。
ついこの前久しぶりにジョイの機種でチェックしてみたら、太田裕美ちゃんの曲がすっごい増えていて感動した。(←書きたかったのココ)
それも、シングルでない曲も入ってて、「元気?」「海に降る雪」「エアポート'78」「袋小路」・・・マニアックだけどファンには外せない曲が何曲もエントリーされていてうれしかった。
中でも一番ビックリしたのは、「しあわせあそび」と言う曲である。
で、この曲をぜひ紹介したい!と思ったのだが、残念ながら歌詞を検索しても(この広いネット上ででもだ!)出て来ないのである。
それだけでも、いかにマイナーな曲であるか分かるだろう。
なので私のうろ覚えで、一部抜粋する。
(作詞は来生えつ子こさんである。ちなみに作曲は太田裕美)
歌詞に覚え違いがあるかもしれないことを最初に断っておく。
たばこがきれたら真夜中でも あなたと買いに行く
ほろよい気分で帰り道は くわえたばこに火をつける
月がとっても大きくみえて あなたと二人 影ふみあそび
ほんの子供にあなたが見えて つかの間ふたり しあわせあそび
こういう歌詞である。
真夜中「でも」わざわざタバコをついて買いに行く。
ほろよい気分でとか、散歩がてらみたいな、少なくてもブルブル震えるような季節じゃないわけで、ぶらっと二人で外に出て男がうれしそうにタバコを吸ったりして楽しそうなのに、つかの間のしあわせと淋しさが影ふみのように淡く残る。。。
で、今改めて読んでみると、どうやらこの二人の関係は夫婦のような安定した状態ではなく、しかも(この後の歌詞によると)相手の男は気まぐれで自己中な男っぽいのだな。
ハッキリ書かれてないが、おそらく男にいつも泣かされてるようだ。(おそらく相手は年下。)
だけど、この真夜中にタバコを買いについていくのが、すごくうれしいわけ。でも本当はこれが全てではないのを知っている。だから手離しでは喜ばない。だけど今しあわせな自分を見つめて「しあわせあそび」。
それで、そんな泣かせるようなヤツなのに、彼女は相手をなじりも責めもせず、かと言って信じ切ってる訳でもなく「きっとお互い様だから」とけなげに言い放つ。
当時裕美ちゃん、26歳ですよ!(私の10個上ぐらいだし、その前の年に「(遠く離れている)母さん、私もう25ですって」と言う歌詞があったから間違いない。)
当時の26歳って言うと(女はクリスマスケーキと呼ばれてた時代だから)、今で言うと33~34歳辺り。高校生の私も「裕美ちゃん、どうして結婚しないんだろー」みたいな感じなの。
で、この歌だ。
この当時は結婚しない男女が一緒に暮らすって、親の反対を押し切る、結構強引で「駆け落ち」みたいな賭けなんですね。なのに相手の男が暮らしてみるとつれない、気まぐれ男だったわけで。この失望感って並々ならないものがあるわけ。それをグッとこらえて、今一瞬の「しあわせ」を温める。(この手の「刹那感」は当時の流行と言っていい。)
・・・・なんともこんな切ない歌だったとは。
って言うことを、30年以上経った今、再確認してしまった。。。
ただそれだけの話でした。
この歌、歌詞の続きが気になってたまらない方は、youtubeで検索して聴いてみてください。
(ちなみに、私のうろ覚えはこれであっていたようです。)
ついこの前久しぶりにジョイの機種でチェックしてみたら、太田裕美ちゃんの曲がすっごい増えていて感動した。(←書きたかったのココ)
それも、シングルでない曲も入ってて、「元気?」「海に降る雪」「エアポート'78」「袋小路」・・・マニアックだけどファンには外せない曲が何曲もエントリーされていてうれしかった。
中でも一番ビックリしたのは、「しあわせあそび」と言う曲である。
で、この曲をぜひ紹介したい!と思ったのだが、残念ながら歌詞を検索しても(この広いネット上ででもだ!)出て来ないのである。
それだけでも、いかにマイナーな曲であるか分かるだろう。
なので私のうろ覚えで、一部抜粋する。
(作詞は来生えつ子こさんである。ちなみに作曲は太田裕美)
歌詞に覚え違いがあるかもしれないことを最初に断っておく。
たばこがきれたら真夜中でも あなたと買いに行く
ほろよい気分で帰り道は くわえたばこに火をつける
月がとっても大きくみえて あなたと二人 影ふみあそび
ほんの子供にあなたが見えて つかの間ふたり しあわせあそび
こういう歌詞である。
真夜中「でも」わざわざタバコをついて買いに行く。
ほろよい気分でとか、散歩がてらみたいな、少なくてもブルブル震えるような季節じゃないわけで、ぶらっと二人で外に出て男がうれしそうにタバコを吸ったりして楽しそうなのに、つかの間のしあわせと淋しさが影ふみのように淡く残る。。。
で、今改めて読んでみると、どうやらこの二人の関係は夫婦のような安定した状態ではなく、しかも(この後の歌詞によると)相手の男は気まぐれで自己中な男っぽいのだな。
ハッキリ書かれてないが、おそらく男にいつも泣かされてるようだ。(おそらく相手は年下。)
だけど、この真夜中にタバコを買いについていくのが、すごくうれしいわけ。でも本当はこれが全てではないのを知っている。だから手離しでは喜ばない。だけど今しあわせな自分を見つめて「しあわせあそび」。
それで、そんな泣かせるようなヤツなのに、彼女は相手をなじりも責めもせず、かと言って信じ切ってる訳でもなく「きっとお互い様だから」とけなげに言い放つ。
当時裕美ちゃん、26歳ですよ!(私の10個上ぐらいだし、その前の年に「(遠く離れている)母さん、私もう25ですって」と言う歌詞があったから間違いない。)
当時の26歳って言うと(女はクリスマスケーキと呼ばれてた時代だから)、今で言うと33~34歳辺り。高校生の私も「裕美ちゃん、どうして結婚しないんだろー」みたいな感じなの。
で、この歌だ。
この当時は結婚しない男女が一緒に暮らすって、親の反対を押し切る、結構強引で「駆け落ち」みたいな賭けなんですね。なのに相手の男が暮らしてみるとつれない、気まぐれ男だったわけで。この失望感って並々ならないものがあるわけ。それをグッとこらえて、今一瞬の「しあわせ」を温める。(この手の「刹那感」は当時の流行と言っていい。)
・・・・なんともこんな切ない歌だったとは。
って言うことを、30年以上経った今、再確認してしまった。。。
ただそれだけの話でした。
この歌、歌詞の続きが気になってたまらない方は、youtubeで検索して聴いてみてください。
(ちなみに、私のうろ覚えはこれであっていたようです。)