津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■熊本史談会12月例会、講師の御著「城に会いにゆく‐もののふの鼓動が聞こえる 」

2021-11-21 16:26:58 | 書籍・読書
  熊本史談会では12月例会に於いて、元熊本日々新聞社の記者で、熊日情報文化センター常務、熊本シティエフエム常務などを勤められた
佐渡滋氏を講師にお迎えして「日本の城めぐり」をお聞きする。

そのお話は、日本100名城をすべて回られて以下の著を出版されたという氏のご体験から、中身の濃いものをうかがえるものと期待している。
又氏は『耕治人(こうはると)の想念と校歌の運気』で「第43回熊本県民文芸賞「評論・ノンフイクション」部門の最優秀賞を得られた。

その表彰式は12月10日、熊本史談会は12月の18日(土)お祝いを申し上げながら、お話を拝聴することになる。

日本100名城をすべて回った元熊日記者による全国お城巡歴記。
  に会いにゆく‐もののふの鼓動が聞こえる

       

   著 者  :佐渡 滋(元熊本日日新聞記者)
   体 裁  :A5判、並製本、152ページ
   出版年月日:2020年1月25日
   定 価  :2,200円(本体2,000円+税10%)
   I S B N   :978-4-908313-57-8 C0021
   制作・発売:熊日出版    本のご購入について

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内容紹介

  日本100名城をすべて回った元熊日記者による全国お城巡歴記。第一章には、著者が撮影した名城の写真とともに、城の歴史紀行を収録。
  第二章では、熊本城筆頭家老兼八代城主であった加藤右馬允正方のエピソードと、肥後を二分して治めた小西行長と加藤清正のライバル物語を、
  史実を基に創作。元新聞記者ならではの分かりやすい文章で、城への思いが感じられる一冊。

【掲載している城】

  熊本城、八代城、小田原城、箕輪城、彦根城、犬山城、七尾城、一乗谷城、丸岡城、和歌山城、備中松山城、福山城、月山富田城、吉田郡山城、松江城、津和野城、
  大洲城、今治城、宇和島城、伊予松山城、中津城、平戸城、肥前名護屋城、岡城、人吉城、今帰仁城、中城城、首里城、会津城、弘前城、五稜郭、二条城、高知城など

著者紹介

  1943年、八代市生まれ。1967年、熊本日日新聞社入社。社会部記者を振り出しに、宇城支局長、社会部次長、企画部長。
  その後、熊日情報文化センター常務、熊本シティエフエム常務を経て、一般財団法人熊本公徳会事務局長を歴任。
  著書に『新九州人国記』(熊本日日新聞社、共著)、『黒川温泉「急成長」を読む』(熊日情報文化センター)、記者生活伝『壺中 日月長し』(熊日出版)

 

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■借金の調査

2021-11-21 08:22:50 | オークション

          松井興長・有吉英貴連署書状一通 長岡監物(是季)宛 

   虫食い文書を綺麗に裏打ちされているようだ。倉橋少兵衛なる人物から細川藩の錚々たる上級家臣が借金して
   いることに対し、何やら調べ始めていることが判る。
   沢村宇右衛門が沢村大学の養子となるのは寛永十年(1633)の事であるから、この書面は肥後入国後のものである。
   そしてこの文書の署名者・家老の有吉頼母(英貴)がなくなる正保二年(1645)までの12年の間のことである。

        ・沢村宇右衛門   寛永十年沢村大学養子となる・松井庄二郎 後・家老職13,000石
        ・道家左近衛門   御小姓組 千七十三石
        ・西郡要人     人持衆・五番組頭 二千石(真源院様御代御侍名附)(真源院様御代御侍免撫帳)
        ・丹羽亀丞     千石 人持衆併組迯衆  (真源院様御代御侍名附)
        ・加々山権左衛門  御側弓鉄炮頭并組外衆 五百石・持筒頭 (肥後御入国宿割帳)
        ・奥野半大夫    不明

   虫食いと共に判読できない部分を何とか読み下したいと思っている。そしてこの文書の背景を探ってみたい。
   天草島原の乱の戦費か?

   

                                         一筆申入候 然ハ倉橋
                  少兵衛殿金子御家中
                  衆かり被申候ニ付而其
                  様子先日預御状候間
                  ■其意則爰元にて
                  せんさく仕候處沢村
                  宇右衛門 道家左近衛門
                  西郡要人 丹羽亀丞
                  加々山権左衛門 奥村半大夫
                  此六人ハ連判にて借用
                  被仕通亀丞所ニ■■
                  仕被置付而右六人ハ
                  志連(しれ)申候 残衆々儀は
                                                                  ■■ 申候頃より■■
                  被仕候様ニ御奉行衆も
                  堅申渡■■御せんさく
                  仕候有無之儀追而可申
                  入候恐惶謹言

                       有頼母
                   卯月廿日  花押
                       長佐渡
                         花押

                   長岡監物様
                      人々御中
                  

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