維新の新人議員が指摘した「わずか一日で100万円」を疑問視した話がメディアで取り上げられて、この行末は波紋を呼びそうな気配がある。
この新人議員・小野泰輔氏は先の熊本県の副知事だったから熊本人には記憶に新しい人である。
比例での当選ながらこのような「新人」感覚が汚されていない初々しさを大事にして頑張っていただきたいものだ。
維新の反応は早く、全議員のこの100万円を党費として特別に徴収して、しかるべきところに寄付をするとしている。
今のところ他党からは発言が聞こえてこないが、厄介なことを言い出したものだと、苦い顔をしている党も多いことだろう。
このことは下手な扱いをすると来年の参議院議員選挙に大きく影響をしてくるのではないか。
今度の選挙は結果としては予想を裏切る結果になったが、メディアの調査能力のいい加減さが露呈してしまった。
共産党を含む野党の統一候補問題も、選挙結果からすると拒否反応の方が大きかったことを物語っている。
10万円給付問題も「自と公」の持たれあいからくる副産物だが、多くの国民が違和感をもった。
本来であれば、コロナで困窮する家庭に給付が行われるべきものだった。
これらの結果に国民はある方向性を感じ始めているのではないだろうか。
選挙の次の場面での投票行動に、新たな思いをするのではないか。勢力図が崩れていくような気がしてならない。
追記‐15:00
自民党の茂木幹事長が自民党も返還すると言い出した。立民は党首のい選挙をひかえているから対応に遅れるのだろうが、早い方がいいぞ。国民や共産、公明、維新はどうする・・・急がないと遅きに失するぞ。失うものは大きい。