高平社鼓
老樹高平社 老樹高平社 老樹が生い茂る高平社は
朝昏親鼓声 朝昏鼓声に親しむ 近隣の村人が朝夕に時を告げる太鼓の音に親しんできた
雌雄猶未決 雌雄猶未だ決せず 戦況はいまだどちらがどうともいえない状況であり
所祈□為情 祈る所は□情たり 私はただ□を祈るのみである。
壷渓
熊本市北区高平3丁目11-33にある、現・高平神社は寛平二年(890)創建されたという古い歴史を持つ。
清水村十三か村の産土神として、元弘元年(1331)菊池武重公によって国家鎮護を祈願して祀られたという。
夏は朝五時、冬は六時に時を告げる太鼓が鳴らされ、これは太平洋戦争が始まる事まで続けられていたという。