今朝ほど新町のC寺のご住職からお電話をいただいた。唐人町筋では新たな街並みづくりの話が勧められているらしい。
それは街路樹などについても話し合われるのだろう。
ご住職にお話は、御父上からお聞きになっていた「青桐」についてであったが、興味深いものであった。
お城下には至る所に「青桐」が植えられており、これは侍が馬をつなぐためのものであったというお話である。
これを裏付ける資料や写真は存在しないだろうかとのお尋ねである。
現在は、新町の正妙寺のまえに(後ろだとも聞く)青桐が今でも残り「正妙寺通り」と呼ばれ親しまれてきた。
そんな風景が城下のあちこちにあったのだろうか。
私が小さい頃は、あちこちに「青桐」があったことはおぼろげながら記憶に残っている。
江津湖公園のスタッフ・ブログでも紹介されている処を見ると、公園内のどこかに植えられているのだろう。
写真も紹介されている。
たわわに実をつけるが、何とも不思議な形を見せる。この実を集めて、炒って食べたこともあったが味は覚えていない。
今でも小学校の校庭や近所の公園でも見受けられるが、この木が熊本城下のあちこちに植えられていたかと考えると、豊かな風景が見えてくる。
緑陰をつくり、その下に馬が佇んでいる穏やかな風景である。
何か情報をお持ちの方がおられたら、ご教示賜りたい。
庭木図鑑 植木ペディアから引用
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